読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2012/02/28『麒麟の翼 -劇場版・新参者』
2012/02/26『デイヴィッド・オグルヴィ 広告を変えた男』
2012/02/25『ぴあ池袋食本 2011-2012』
2012/02/23『地獄に落ちる世界経済-「金(ゴールド)と菌(バクテリア)」が日本を救う』
2012/02/22日本科学未来館に特別展「ウメサオタダオ展 —未来を探検する知の道具—」を観に行った
2012/02/21相田みつを美術館へ特別展「詩人の魂-金子みすヾと相田みつをの世界」を観に行った
2012/02/20出光美術館へ特別展『三代 山田常山 ―人間国宝、その陶芸と心』を観に行った
2012/02/19『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 下』
2012/02/18『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記 上』
2012/02/15『マネジメントの日米逆転が始まる』
2012/02/14『論語の読み方―いま活かすべきこの人間知の宝庫』
2012/02/13『TOKYO美術館2011-2012』
2012/02/12『幻獣標本博物記』
2012/02/11『壱里島奇譚』
2012/02/10『危機と金(ゴールド)』
2012/02/08聖徳記念絵画館へ行った
2012/02/06『ベテルギウスの超新星爆発 加速膨張する宇宙の発見』
2012/02/05セブンプレミアム 天然水 2L 6本入り
2012/02/03オフィスチェアー ラスキーシンプル



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東野圭吾の小説を映画化したミステリー映画で、近くの映画館で観た。
これは以前読んだ『私が彼を殺した』にも登場した加賀恭一郎刑事が主人公で、主演として阿部寛が演じている。

話は中井貴一が演じる青柳が刺され、日本橋にある麒麟の像のたもとで息絶えるシーンから始まる。
また、現場近くで不審な行動をしていた派遣切りに合った青年の冬樹が、警官から逃げる際にトラックに轢かれて意識不明の重態となる。
その冬樹が派遣切りにあったのが青柳が製造本部長を務めていた会社の工場だったことから、派遣切りへの逆恨みによる殺人という線で捜査が進んでいく。

この件に対して所轄の加賀刑事は多くの不審な点を感じ、溝端淳平が演じる松宮刑事とともに捜査に当たっていく。
そして青柳が日本橋にある神社めぐりをしていたことや青柳の長男が通っていた中学校での話、冬樹と同棲していた香織(新垣結衣)が語ったエピソードなど、さまざまな要素が出てきて徐々に真相に迫っていく。

東野作品ということで、以前映画館で観た『容疑者Xの献身』(劇場版)が比較的近い感じだったかと思う。
ただし、本作は名探偵の活躍よりも悲劇という要素が大きい作品であり、あまり好みの作風ではなかった。

これは映画を観ての感想であり、小説から入ると別の感想を抱くのかもしれない。



[本作の原作]
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関連タグ : 東野圭吾,

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20世紀後半のアメリカで、斬新な広告の手法を用いて起業した広告会社を世界的な大企業にした人物である、デイヴィッド・オグルヴィの評伝。

オグルビィはスコットランド系のイギリス人で、頭が切れてエネルギッシュだが、型にはまることが苦手かつ少々破天荒な人物として描かれている。
名門のオックスフォード大学に入学したが、アカデミックな雰囲気に慣れないなどの理由が積み重なって中退することになる。

その後、フランスの一流ホテルでコックの修行をしたり、イギリスでオーブンのセールスマンとして成果を挙げたり、第二次世界大戦中にイギリスの情報機関で諜報業務に当たるなど、若いうちからかなり浮き沈みの激しいキャリアを積んでいく。

そして広告というものに惹かれ、実兄が勤める広告会社のアメリカ支店のような形で広告会社を起業することになる。
それまでは少々うさんくさいイメージを持たれがちであった広告に対して、ブランド作りや売り上げを上げるための手段として真っ向から取り組んでいく。
クライアントの担当者も意識していなかった製品やサービスのポイントを見つけ、それを的確に消費者に伝えるための例がいくつも挙げられていて興味深い。

広告そのもの以外にも会社の社風づくりにも熱心で、あるべき経営や仕事のやり方についての哲学を確立する過程も書かれている。
これは実務経験や同時代の広告業界の大物たちとの交流も多大な影響を及ぼしていて、オグルビィの人を引きつける魅力も伝わってくる。

ただし、会社が大きくなるにつれ、企業合併や経営方針についてオグルビィと取締役会の意見が対立するケースが増えるなど、大企業になったがゆえの葛藤に悩むシーンが描かれている。
こうしたエピソードは会社を起業して成功した人々の多くも経験したであろうことであり、話に厚みを加えている。

オグルビィの代表作とも言える広告の数々や、彼が残した哲学なども多く収録されていて、かなり読み応えがある。
広告業界についてはあまり知識を持っていなかったので、業界の一端を知ることができたことも良かったと思う。





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池袋のおいしい店200店を紹介している雑誌。
職場が池袋周辺なので、昼休みや休日に食事をする際どのような店があるか知るために読んでみた。

読んでいくと、思っていた以上に多くの魅力的な店があることに改めて気付かされる。

特に、ビルの地下や上の階にある店、通りから離れた店などは近くにあっても気付かないことがあるので助かる。
また、目にしてはいてもよく分からなくて入ったことのない店に関心を持ったりもした。

ただ、他にもおいしい店はあるので、これからあちこちの店に行って食べることを楽しみたい。


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地獄に落ちる世界経済
地獄に落ちる世界経済松藤 民輔
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2012年マネー大激震! 国家連鎖破綻が、日本経済の夜明けを告げる
「金・ドル体制」の終わり
2013年 大暴落後の日本経済
2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本
マネジメントの日米逆転が始まる


金山などを経営する実業家による、世界経済がさらに混迷の度を深める一方、日本は大震災からの復活を遂げるであろうことを語っている作品。

まずはアメリカの事情を語っている。
アメリカが財政赤字を国債によって賄っていることはよく知られているが、世界で3番目に米国債を購入しているのが日本で、2番目が中国、そして最大の購入者がなんとFRB(連邦準備制度理事会、日本で言えば日銀)という恐ろしい事実が書かれていて驚いた。
日本ですら日銀の国債引受はやってないのに・・・

また、アメリカは大規模な金融緩和を実施したが、これがドル安による資源や食料の高騰につながり、さらにジャスミン革命やエジプト、シリア、バーレーンなどの民主化運動につながっているということが書かれていて、なるほどと思った。
しかも金融緩和のかなりの部分が、政府関係者や金融機関の経営陣の高給に消えたというのは少々むなしい。

次に金融バブルで派手に踊った反動でひどい状態になったイギリスやスペインをはじめとするユーロ圏の話や、都市と農村、共産党内部での派閥争い、共産党と人民解放軍の対立など多くのリスクを抱える中国の事情を解説している。
ここでは、ウイグル族やチベット族よりも漢族の農民が虐げられているという表現が印象に残った。

日本は東日本大震災の際に福島における放射能漏れという形でも被害を受けたが、実は納豆や味噌に含まれる菌の作用が人体への被害を抑えるのではないかという話を紹介している。
広島や長崎において原子爆弾の被害を受けた際も効果があったエピソードや、実は研究が進んでいることなども紹介され、なぜこうした事情が報道されないのかとしている。円を除く通貨が下がる中、金(ゴールド)の価格上昇が進んでいるのはよく知られるが、金を食べて純度の高い菌の結晶を作る菌(バクテリア)の研究が進んでいる話が紹介されている。

バクテリアの中にはカビを食べることで農薬代わりに利用できそうなもの、土壌中に含まれる放射能などの有害物質を分解するもの、土壌を肥沃にするものなどがあり、多くの可能性が秘められているという。
このあたりは以前読んだ小泉武夫教授による『発酵は錬金術である』に近い内容で興味深かった。

日本については偉い政治家がいないから繁栄するというスタンスのようで、このあたりは増田悦佐に近い論調のように感じた。
世界経済はもうしばらく厳しい状態が続くと思うが、暗いニュースばかりが報道される傾向がある日本について前向きな形で書かれていて良かったと思う。



[著者の他の作品]
2012年マネー大激震! 国家連鎖破綻が、日本経済の夜明けを告げる
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