日付 | 記事タイトル |
2012/05/26 | 『石の扉―フリーメーソンで読み解く世界』 |
2012/05/22 | 『日本と世界を揺り動かす物凄いこと』 |
2012/05/20 | 『AKB48ヒストリー ~研究生公式教本~』 |
2012/05/19 | 『SDガンダム Gジェネレーション・ポータブル』 |
2012/05/18 | 『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』 |
2012/05/15 | 国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」展 |
2012/05/13 | 『経済論争の核心はここだ―アダム・スミスに学べ』 |
2012/05/10 | 『神々の遺品』 |
2012/05/09 | 『エネルギーの未来 宇宙太陽光発電-宇宙の電気を家庭まで』 |
2012/05/08 | 『非選抜アイドル』 |
2012/05/07 | 『[新訳]韓非子-騙し合いの社会を勝ち抜くための百言百話』 |
2012/05/06 | 『帝王学―「貞観政要」の読み方』 |
2012/05/05 | 三井記念美術館へホノルル美術館所蔵「北斎展」を観に行った |
2012/05/04 | 『野村イズムは永遠なり』 |
2012/05/03 | 実写版『テルマエ・ロマエ』 |
2012/05/02 | 『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』 |
2012/05/01 | 千葉市美術館「蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち」展 |

秘密結社として知られるフリーメイソンについて、メンバーからのインタビューや著名人で加入していた人物、明治維新などの歴史に及ぼした影響について書かれているノンフィクション。
フリーメイソンは石工の組合みたいな組織からスタートした説があり、古代イスラエルあたりにさかのぼるとあり、歴史の古さに驚く。
マークとして知られるのは目のついたピラミッドやコンパスなどがあり、その他にも特有のしぐさもあるということで、これらが世界各地にいるメンバーを見分けるための暗号という。
これでしばしば便宜を図ってもらえるケースもあるとのことで、ちょっとうらやましくなった。
世界各地にある集会所をロッジといい、ここである種の儀式を行うが、その内容や構成メンバーが秘密とされていて、この辺りが秘密結社とされるところである。
歴史への影響を与えた件としては、フリーメイソンのメンバーでもある武器商人のトーマス・グラバーが長崎で、その後明治維新や明治政府で活躍する要人たちを密かに援助したことが触れられている。
他の事例も書かれていて、いい意味でも悪い意味でも、その組織を利用すればかなりのことができてしまうことが分かる。
あまりよく知らなかったフリーメイソンについて、紳士同盟のような感じを受けて興味深かった。
著者の作品はくせが強いが面白いので、他にも読んでいくことになると思う。
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日本と世界を揺り動かす物凄いこと | |
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増田悦佐による、現在の世界経済を語っている作品。
ここ2年くらい量産していて、例えば『それでも「日本は死なない」これだけの理由──なぜ欧米にできないことができるのか』などと内容が重なるところも多いが、少しずつ新たな情報を組み込んでいるあたりは上手いと思う。
本書で最も印象に残っているのは、エネルギー関連の話題である。
まず、化石燃料の使用で大気中の二酸化炭素が増大→温室効果で地球温暖化→海面上昇という通説が、どうやらウソらしいと判明していることが書かれている。
クリントン時代に副大統領を務めたアル・ゴアによる『不都合な真実』で主張されていたこともそうで、ゴア自身が正しくなかったと認めているという。
このキャンペーンがどのあたりから出てきたかといえば、石油業界が石油価格をつり上げることを意図してのものということで、それはある程度成功していると思う。
また、太陽光や風力のエネルギーがいかに割に合わないかを具体的な数字を用いて解説していて、慌ててこの手のエネルギーに切り替えると大変なことになることが分かる。
原子力を使用しづらい現在、さし当たっては天然ガスや石炭の効率的な利用が現実的だと思う。
メディアで流布される風説のあやしさを突いていて、興味深い内容だった。
- 著者の作品について書いた記事
- 『経済論争の核心はここだ―アダム・スミスに学べ』
- 『それでも「日本は死なない」これだけの理由──なぜ欧米にできないことができるのか』
- 『奇跡の日本史―「花づな列島」の恵みを言祝ぐ』
- 『マネジメントの日米逆転が始まる』
- 『クルマ社会・7つの大罪-アメリカ文明衰退の真相』

AKB48の2005年の結成から2010年のブレイクにかけての出来事を、メンバーたちの証言を交えて書かれている作品。
先日読んだチームAの仲谷明香による『非選抜アイドル』が面白かったので、本書も読んでみることにした。
読んでいくと知名度がなくて苦労した時代、新たなメンバーが加入しての新チーム結成によるメンバーたちの思い、そして組閣まつりによるチーム再編によるショック、総選挙やじゃんけん選抜など、いかに多くのエピソードがあったかが分かる。
初期はAKBそのものを知られない悩み、2期以降が加入後はチーム間やメンバー間での対抗心、そして人気が出たら出たで人気や扱いの格差、そして研究生ではなかなか昇格できないなど、それぞれ質の異なる悩みがあることが分かる。
納得がいかないこともままあるようで、4期の佐藤亜美菜が第1回総選挙で8位になったのにビデオでは数秒しか映らず、しかもその後選抜やメディアへの出演機会を与えられなかったケースなどは辛かったことだろうと思う。
このあたりについては、google+などで各メンバーやプロデューサーの秋元康による投稿を読んでみると、脚光を浴びることの難しさが伝わってくる。
AKBの人気には、こうした舞台裏のエピソードがいくつもある点だろうと思う。
映画化されたAKBのドキュメンタリーも、そのうち見てみたいと考えている。
- 関連記事
- 『非選抜アイドル』
- 『まるっとAKB48 スペシャル2 2011年 09月号』
- AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2012 3日目
- AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2012 4日目
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PSPにおける、Gジェネレーションシリーズの第1作。
システムとしてはPS2の『スピリッツ』と同様に、多く援護を受けて敵ユニットを破壊したりとにかく多くのダメージを与えることでポイントが上がるハロポイントシステムが使用されており、ポイントをあげようとすると少々面倒だが、単にクリアを目指す分には支障はない。
また、ステージクリア以外に、キャラクターやモビルスーツのコンプリート率によって使用可能になるパイロットも多くてやりこみ要素が高い。
設計や開発によって新たなモビルスーツが使用可能となる本シリーズの特徴の他、ドダイやグゥルといった飛行ユニットを使用することでモビルスーツが飛行可能になるのもいい。(サイコガンダムのように、サイズ的に利用不可のものもあるが)
登場作品は発売がOOの放送前なので、ファーストからSEED DESUTINYまでの主要作品が一通りそろっている。
また、MSVやパーフェクトガンダム、アストレイといったスピンオフ作品のモビルスーツやパイロットも、一定の条件で使用可能となっているのも他の作品と同様でいい。
PSPでプレイする作品は本作が初めてだが、思っていた以上にアニメーションも動いていて楽しめた。
ただ、できればストーリーが『スピリッツ』や『ウォーズ』のように作品別ではなく、同じくPS2の『NEO』のように全体のストーリーがあった方が飽きにくくていいと考えている。
現在こうなっているのは、やりこみ要素を重視した作品の需要の方が高いのだろうか?
あるいは、ストーリーを重視する場合はスーパーロボット大戦シリーズがいいということだろうか?
- 関連記事
- 『SDガンダム G GENERATION-NEO』
- 『SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ』
- 『SDガンダム Gジェネレーション ウォーズ』
- 『スーパーロボット大戦Z』
- 『第2次スーパーロボット大戦α』
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