読んだ本の感想をつづったブログです。


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図解ビジネス情報源 入門から業界動向までひと目でわかる 宇宙ビジネス
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的川泰宣
アスキー・メディアワークス 2011-06-23

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「NASA」と「JAXA」がよくわかる本―最新宇宙研究から、その組織の裏側まで
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宇宙開発と国際政治


現在宇宙開発で利用されていた技術が民生用に転用されたり、逆に民生用として使用されていた技術が宇宙開発に転用された事例、そして進められているビジネスプランなどを解説している作品。

小惑星イトカワの探査で知られる探査機「はやぶさ」に使用された民間企業の技術や、国際宇宙ステーションに増設された日本の実験棟「きぼう」の話、準天頂衛星「みちびき」によるGPS以上の精度がもたらすビジネスの可能性など、日本の宇宙技術の話が多く出てくる。

また、アメリカだけでなく北海道の大樹町などでも進められている宇宙港構想や、ロケットのコストダウン案のひとつとしての二段式スペースプレーンから、宇宙エレベーターや太陽光発電衛星などの構想についても触れられていて、楽しみになってくる。

華やかな話だけでなく、事故への対策やスペースデブリの問題、人工衛星への保険、日本の宇宙開発における課題などもきちんと書かれていて読み応えがある。

多くの事例がふんだんに書かれていて、興味深く読むことができた。



的川博士の銀河教室的川博士の銀河教室

的川 泰宣
毎日新聞社 2012-03-30

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地球日本史〈2〉鎖国は本当にあったのか (扶桑社文庫)
地球日本史〈2〉鎖国は本当にあったのか (扶桑社文庫)
西尾 幹二 (編集)
産業新聞ニュースサービス 2001-02

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産経新聞に連載されていた歴史論考をまとめたシリーズの第2作。
サブタイトルでは鎖国とあるが、それだけではなく江戸時代の政治、経済、社会、文化、環境など多くのトピックを扱っている。

本作では文学や芸術、数学、将棋など、日本史で扱うには少々マニアックなものも多いので、関心のあるところから読んでいくのがいいと思う。
そうした中では、東洲斎写楽の正体についての考察や、和算がどんどんマニアックになっていった末に衰退した経緯、二宮尊徳が進化論や社会発展論とおぼしき思想を書いていたことなどの話が面白かった。

読んでいくうちに、江戸時代がいかに独特で魅力ある時代だったかが分かってきて興味が増す。
他にも、江戸時代の魅力を扱った作品を読んでみたくなった。




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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)
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西村 博之
扶桑社 2007-06-29

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ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」
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そこまで言うか!


2ちゃんねる管理人・ひろゆき(西村博之)による、インタビューや対談をまとめている作品。
あとがきで本人が書いているように、自身が書いたように見える部分はインタビューでの発言をゴーストライターが書いているとあり、あけすけすぎて笑ってしまった。

以前読んだひろゆきとホリエモンの対談集である『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」』でも見られたような、ITやインターネットなどに対し、あまり期待や恐怖をいだくべきでないという身も蓋もない発言が多くて面白い。

2ちゃんねるがらみの裁判に出なくて自動的に敗訴となりながら、支払命令に対し支払いをしなくても特に罰則がないことや、検索サーバをアメリカに置いていれば日本の法律が適用されないことなど、法律と現実のギャップとも言えることにも少し驚いた。

また、ITジャーナリストで以前読んだ『フラット革命』の著者でもある佐々木俊尚氏や、天才的プログラマーかつアルファブロガーの小飼弾氏との対談も収録されている。

佐々木氏との対談では、身も蓋もないひろゆきの発言に佐々木氏が辟易しつつも、公共性とは何かという話に発展しているのが面白いし、小飼氏との対談では、技術的でマニアックな話になりながらも、思考やデバイスの話が良かった。

Web2.0やセカンドライフなど少し古びたネタもあるが、本質的な部分を突いているようなところも多くて興味深く読むことができたと思う。



「当事者」の時代 (光文社新書)「当事者」の時代 (光文社新書)

佐々木 俊尚
光文社 2012-03-16

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小飼弾の 「仕組み」進化論小飼弾の 「仕組み」進化論

小飼 弾
日本実業出版社 2009-03-19

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先週末に初めて原宿へ行き、浮世絵専門の美術館である太田記念美術館で「浮世絵猫百景」展を観た。

猫好きとしても知られる歌川国芳をはじめとして、その弟子である月岡芳年など多くの浮世絵師の作品が1階、2階、地下1階に多く展示されて、猫がいかに画題として愛されてきたかが分かる。

まず目に付いたのは国芳の猫が集まった絵文字や、猫が集まって骸骨や化け猫を形作っている作品で、猫への愛と遊び心が強く感じられて好感が持てる。

また、血みどろバイオレンス系の絵の印象が強い芳年だが、実は面白い絵もけっこう描いていることが分かった。
例えば、猫軍とネズミ軍の兵士たちがちょっととぼけた感じで対決しているシリーズが展示されていて、トムとジェリーみたいで面白かった。

芳年の作品では師匠の国芳を描いた絵もあり、これもまた観て得した感じが強かった。
国芳は作品で自身を後ろ向きに描いたり、顔に紙を貼り付けたりするなどして顔を見せないが、芳年の絵では優しい感じのおじさん然として描かれている。
これは国芳の死後に描かれたもので、生きているうちに描いたら叱られたと思われる。

特に猫好きというわけでもないが、かなり楽しめる展示だったと思う。



江戸猫 浮世絵 猫づくし江戸猫 浮世絵 猫づくし

稲垣 進一 悳 俊彦
東京書籍 2010-05-15

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