読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル
2012/07/29『佇むひと―リリカル短篇集』
2012/07/28『経済と国家がわかる 国民の教養』
2012/07/25『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』
2012/07/23『東京近郊ミニハイク』
2012/07/22東京都美術館「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」
2012/07/20『ぴあ池袋食本 2012→2013』
2012/07/19『いまこそアダム・スミスの話をしよう~目指すべき幸福と道徳と経済学~』
2012/07/17高尾山トリックアート美術館
2012/07/16『地球日本史〈3〉江戸時代が可能にした明治維新』
2012/07/15高尾山へ登った
2012/07/14『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY (2)』
2012/07/10『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY (1)』
2012/07/09『中国幻想小説傑作集』
2012/07/08西武ギャラリー「フェルメール 光の王国展」[福岡伸一/監修]
2012/07/05『マル合格資格奪取! 基本情報技術者試験 ポータブル』
2012/07/04『現代語訳 史記』
2012/07/01『系外惑星 宇宙と生命のナゾを解く』



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佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)
佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)
筒井 康隆
角川書店 2006-10

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ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集 (新潮文庫)
傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫)


筒井康隆の短編の中から、叙情的な作品20作を集めたアンソロジー。

表題作は主人公の妻が社会批判をしたという罪によって土に植えられて植物化していくというもので、似たようなシチュエーションの作品をどこかで読んだことがあると思い探してみたら、椎名誠著『みるなの木』に収録されている、主人公の妻が徐々に樹と化していく話である「対岸の繁栄」だった。
以前より椎名誠のSF小説には筒井作品の影響があると思っていて、どちらの作品も雰囲気で読ませる好きな作品である。

他にも、
  • 海の底で暮らすようになった人類の話である「碧い底」
  • オリンピックが衰退した時代にランナーとして出場した主人公の体験を描く「走る男」
  • 軍事工場のある町で人々が次々と眠りについていく光景を描いた「睡魔のいる夏」
  • 子供の頃から節目節目で出会う美女の話である「時の女神」
  • シンバルを叩く猿のおもちゃを発端に、主人公の妻と子が異変に巻き込まれていく「母子像」
など、不思議だが独特の魅力がある作品が多く収録されている。

先日読んだ『ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集』の記事でも書いたが、筒井作品はドタバタやブラックユーモアだけでなく、世界観の設定もすごいことを再認識させられる。
折に触れて読み返したくなるところがいい。




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経済と国家がわかる 国民の教養
経済と国家がわかる 国民の教養
三橋 貴明
扶桑社 2011-09-01

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コレキヨの恋文
売国奴に告ぐ! いま日本に迫る危機の正体
2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本
[図解]三橋貴明の「日本経済」の真実がよくわかる本
経済ニュースの裏を読め!


三橋貴明による、経済や国家についてマスコミから流布されるイメージがいかに根拠がないか、そして実際はどのようになっているかを、多くのデータを用いて解説している作品。

一般的に何となく受け入れられることの多い下記のような意見に対し、言葉の定義と相対化を用いることで次々に反論している。
  • 日本は財政破綻する → まず日本の財政破綻とは何か?
  • 日本の治安は悪化している → 部分的に悪いデータばかりが報道される
  • 日本の公務員は多すぎる → 他国と比べると少ない
  • 日本の道路はもう十分だ → 少ない
  • 自由貿易は関係国を豊かにする → 需要と供給に左右され、国によって異なる

この中では、公務員の削減を進めると権限が大きくなっていくことや、日本の道路が多いように見せかけられる根拠として「可住地面積あたり道路延長距離」というマニアックな指標が用いられているが、国際的には「保有自動車1万台当たり道路延長距離」が用いられており、これだと日本の道路が少ないことが分かるなど、考えれば分かるかもしれかったことや、裏を取ればウソだと分かったことなどが多くて驚く。

また、欧米でなされていた多文化主義が失敗した事例や、戦前の日本は欧米の国々と比較しても自信を持って民主主義国と言えること、大きな政府/小さな政府や財政政策は、高橋是清が行ったようにインフレやデフレといった経済状況に応じて適切に実施すればいいことなどが書かれている。
読んでいくと、制度や政策には万能なものはないが、適切に利用することでの効果があることを再認識できる。

マスコミによるミスリードは多いが、それをさせている勢力が財政関連→財務省(増税で自由に使えるお金を増やしたい)、エネルギー関連→石油業界(自然エネルギーはコストが引き合わないので、石油を使い続けてもらえる)、犯罪関連→警察(平和ということでは仕事が減る)など、偏向報道がなされるプロセスや、どういった勢力が得をするのかといったあたりが書かれた本を読んでみたいと思った。

この中で最もポイントを置いていると思ったところは民主主義や選挙に関するところで、消費税増税で盛り返しかけた日本の景気を再び悪化させた橋元内閣を例に、”失政の責任を国民は負う”という、当然ではあるが重要なフレーズを使用している。
そう遠くない時期に国政選挙がなされると思うので、責任を持って投票を実施したい。



[著者の他の作品]

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第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇(通常版)
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇(通常版)
バンダイナムコゲームス 2011-04-14

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スーパーロボット大戦シリーズにおけるPSP版のひとつで、先月購入して先週くらいに1回目をクリアした。

本作は第2次とあるように、PS2版の『スーパーロボット大戦Z』の続編という位置づけであり、多元宇宙(パラレルワールド)が入り乱れるという舞台設定を引き継いでいる。

ストーリーとしては、『機動戦士ガンダム00』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『マクロスF』といった作品が主体となった形で進んでいく。
そして途中から前作に登場するキャラクターやロボットが次元変異で飛ばされてくるという形となっているが、ネタバレになるので述べるのはこれくらいにしておく。

今回収録されている作品では最近のアニメも多い一方、マジンガーZやゲッターロボなど、以前は毎回ガンダムとともに登場していたキャラクターでもプレイできるのが楽しい。

システムとしては、前作や『第2次スーパーロボット大戦α』などで採用されていた小隊システム(最大3ないし4ユニットのチームを組む方式)が廃止されているのがまず目に付く。
あのシステムは使わないユニットを減らしたり戦略の幅を広げる意味で面白かったが、さすがにPSPの画面では確認がしづらくなるのでこれでいいと思っている。

難易度はこれまで遊んだ中ではかなりイージーな部類に属するように感じ、わりとスムーズに進めることができたと思う。
基本的にこのシリーズは難易度よりも舞台設定やキャラクターたちの掛け合い、多彩なロボットが登場するところが面白いところと考えていて、その意味ではかなり多くのキャラクターが登場するので満足できたように感じている。
初めてプレイしたユニットの中では、ダンクーガノヴァとダイ・ガードが特に良かった。

第1周を楽しくプレイできたので、現在2周目を進めている。



[本作に登場する作品]

[本作の続編]
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇

バンダイナムコゲームス 2012-04-05

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東京近郊ミニハイク
東京近郊ミニハイク
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若菜 晃子
昭文社(2011-03-25)

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先日高尾山へ登ったことで山歩きの楽しさが少し分かってきたので、東京近郊で無理なく山歩きできそうな山を知りたいと思って読んでみた本。

収録されている山は20で、関東および長野県、山梨県、静岡県(沼津)と、東京を基点に日帰りできる範囲の山となっている。

元々知っていたのは高尾山と筑波山、それから尾瀬くらいであり、神奈川県や長野県の山は始めて目にする名前が多い。

それぞれの山では見所をはじめとして、東京、新宿、池袋といった東京のターミナル駅からの主要時間と、実際に山歩きするのにかかる概略の所要時間、山の難易度など、ポイントが抑えられている。

この中では比較的近いと思われる下記の山あたりに関心を持ったので、情報を集めて山歩きの計画を立ててみたい。
  • 天覧山(埼玉県・奥武蔵)
  • 筑波山(茨城県・筑波)
  • 鎌倉アルプス(神奈川県・鎌倉)
  • 弘法山(神奈川県・秦野)
  • 高麗山(神奈川県・大磯)
また、丘陵マニアというコラムもあり、下記の4つの丘陵が収録されている。
さほど高い山にこだわりがあるわけでもないので、こちらにも関心を持っている。
  • 青梅丘陵(東京都・青梅)
  • 渋沢丘陵(神奈川県・秦野)
  • 草花丘陵(東京都・多摩)
  • 加住丘陵(東京都・八王子)

いくら高さも難易度も低い山とはいえ、夏の熱中症対策、虫やマムシなどへの注意、ルートの確認など、最低限の確認や準備が必要なことは言うまでもない。
地元の方々へ迷惑をかけないよう心がけたい。




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