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読んだ本の感想をつづったブログです。


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泣けるAKB48メンバーヒストリー 少女たちの汗と涙の軌跡
泣けるAKB48メンバーヒストリー 少女たちの汗と涙の軌跡
本城零次
サイゾー 2011-06-09

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2011年の第3回選抜総選挙の前くらいに出た、AKB48のメンバー別のエピソードを紹介しているノンフィクション。
入っているメンバーは第2回選抜総選挙の選抜メンバー21名と、じゃんけん選抜でセンターとなった内田眞由美の22名である。

長年センターを務めて昨年夏に卒業した前田敦子や第4回選抜総選挙で第1位に返り咲いた大島優子、現在は48グループ総監督としてメンバーたちをまとめる高橋みなみなど、メンバーたちの個性やそれまでの活躍を知ることができる。

本書で扱われているメンバーも昨年から今年にかけて覚えているだけでも、
  • 板野友美、河西智美 : 卒業予定
  • 指原莉乃 : 色々あってHKT48へ移籍
  • 増田有華 : 色々あってAKB48の活動を辞退
  • 峯岸みなみ : 色々あって研究生へ降格、頭を丸める
  • 宮澤佐江 : 組閣でSHN48移籍
  • 高城亜樹 : 組閣でJKT48移籍
  • 小野恵令奈 : 留学という理由で卒業したはずが、1年後ソロとして再デビュー
と、かなりの変化を続けていることが分かる。

もちろん在籍中で活躍を続けるメンバーも多く、大島や小嶋陽菜の映画やドラマへの出演、板野、柏木由紀、渡辺麻友らの歌手デビュー、指原の多方面にわたるメディアへの露出など、いくぶん落ち着き気味のような気もするが、着実にキャリアを重ねている。

直近で言えば一昨日の24日、本書に出てくる佐藤亜美菜と倉持明日香(それと本書には出ないが中村麻里子)がミュージシャンの向谷実によるニコニコ生放送での生レコーディングに参加している。
しかも作詞は秋元康ではなく亜美菜が担当しているそうで、ゴリ推しだけでなく実力のあるメンバーも多いことを感じた。

少し時間は経っているものの、AKB48の人気メンバーのひとりひとりについて知るにはなかなかいい作品だと思う。




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関連タグ : AKB48,

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今野 敏
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佐々木蔵之介主演のドラマ『ハンチョウ』の原作となった安積班シリーズの1作で、かなり初期の作品。
安積班の4人があるバーで飲んでいると新進気鋭の脚本家と女性タレントが離れた席で飲んでいることに気がつくところから話は始まる。
その後その脚本家の師匠に当たる脚本家が自動車の中で絞殺されたとの連絡が入り、偶然に驚きながらも捜査に当たることとなった。

やがて実行犯の暴力団員が逮捕されるが、動機や共犯者などについては黙秘を続けていて背景が分からない他、被害者の体内から麻薬が検出され、暴力団や芸能界における麻薬犯罪の可能性が出てくる。

しばしば安積にライバル意識をむき出しにする警視庁の相楽警部補が今回も捜査本部に参加してくるが、今回はいつも以上に安積と相楽が絡むところが多く、相楽の別の一面を知ることもできる。

警察組織で働く刑事たちの描写が安定していて、本書も楽しんで読むことができた。



[シリーズが佐々木蔵之介主演でドラマ化された作品]
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関連タグ : 今野敏, 安積班シリーズ,

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以前遊んだ『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』の続編で、冬休みから1月にかけて1周目をクリアし、その後2周目を少しずつ遊んでいる。

本作では『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『ガンダム00』、『マクロスF』の後半のストーリーが重要なポイントとなっていて、それらの作品に対しての関心がわいた。
また、このシリーズで常連ともいえるマジンガーZやゲッターロボがおそらく最も大人向きの作品を起用していたり、あまりこのシリーズで目にしない鉄人28号が出てきているのもいい。

パラレルワールドやワープという概念には少々マンネリを感じないでもないが、多くの作品を合わせる仕掛けとしては他にこれはというものがないということだろう。

全体的には重厚な作品が多いこともあり、かなり楽しんでプレーすることができたと思う。



[本作に登場する作品]




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二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
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今野 敏
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今から25年前となる1988年に書かれた、佐々木蔵之介主演のドラマ『ハンチョウ』の原作となった安積班シリーズの第1作目に当たる作品。

お台場など湾岸地域を管轄とする臨海署は建物が小さいことからベイエリア分署とも呼ばれ、幅広い地域と流動人口の多さなどもあって難しい業務を少ない人数でこなしている。
主人公は係長を勤める安積警部補で、捜査から部下の管理、他の所轄や本庁との調整など、かなりの業務量があることが伝わってくる。

ストーリーとしては、若者が集まるライブハウスで30代の女性ホステスが毒殺される事件から始まる。
衆人環視の場所で、しかも場違いな場所になぜこの女性が来ていたのかなどの多くの謎があり、捜査本部が設立されてからもなかなか捜査が進展しない。
さらに別の事件との関連を疑う安積に対し、ライバル意識を持つ本庁の相楽警部補は逮捕暦のある少年を聴取するなど、警察内部の組織の大変さが伝わる内容となっていて、地道な捜査を粘り強く進める安積に好感が持てる。

最近読んだ『残照』『花水木』とは部下の役職が少し異なっていたり、大橋という巡査を本書で初めて知るなど、時間が経ったために設定の変更あるいは人事異動があったことが推察される。

安積班シリーズは結構出ているので、しばらくは読み続けることになりそうである。



[シリーズが佐々木蔵之介主演でドラマ化された作品]
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