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読んだ本の感想をつづったブログです。


パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2013-12-11

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先日観に行った、人類がスーパーロボットに乗り込み、次元の裂け目から出現する怪獣と戦うSF映画。

近未来に太平洋の海底に発生した次元の裂け目から謎の怪獣が次々と出現して太平洋沿岸の都市が次々と襲われる事態が発生し、イェーガー(狩人)と呼ばれるスーパーロボットが開発・投入される。

このロボットは1人で乗ると神経への影響が強すぎるため、2人で脳波をシンクロさせて操縦するようになっている。
クセの強い操縦システムはエヴァンゲリオンのシンクロシステムや、ウイングガンダムゼロのゼロシステム、ゴッドガンダムのモビルトレースシステムなどを連想させる。

主人公は以前怪獣との戦いで共に操縦していた兄を失ったローリー(チャーリー・ハナム)で、新たなパートナーとして森マコ(菊地凜子)が選ばれる。

ストーリーとしてはこれまで以上に強大な怪獣が香港を襲うことが予測され、イェーガーの効果が疑われてプロジェクトを凍結される流れの中で各国のイェーガーが対応に当たることとなる。

オーストラリアや中国、シベリアなど各国のイェーガーに特色があり、例えば中華の3兄弟が操縦するイェーガーは動きが『GEAR戦士 電童』に似ている。
各国のロボットが出てくるシチュエーションはゴッドガンダムや鉄人28号、ゲッターロボなどが近い。

ふと気になるのは、『トランスフォーマー』といい、『リアル・スティール』といい本作といい、ハリウッドのスーパーロボットはどれもデザインが一定の枠内に収まってしまっているように思えるところである。
もう少し美しいデザインとかのスーパーロボットがあってもいいと思う。

それはそれとして、イェーガーと怪獣のバトルのすごさや、マコの幼少時代を演じた芦田愛菜の演技、解体された怪獣の臓器や寄生虫をチャイニーズマフィアが売買するシーンなど、見所が多くてかなり楽しむことができた。




[本作をノベライズした作品]
パシフィック・リム (角川文庫)パシフィック・リム (角川文庫)

アレックス・アーバイン (著), 富永 和子 (翻訳)
角川書店 2013-07-25

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[本作を観て連想した作品]


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日本人の知らない日本語4 海外編
日本人の知らない日本語4  海外編
蛇蔵 海野凪子
メディアファクトリー 2013-08-02

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日本人の知らない日本語
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典


日本語教師によるコミックエッセイ『日本人の知らない日本語』シリーズの第4巻。
このシリーズは大好きなので、出たと知って早速購入した。

本作では日本を離れ、ヨーロッパの日本語教室でのレポートとなっている。
扱われているのはフランス、ベルギー、ドイツ、イギリス、オーストリア、チェコ、スイスの7カ国で、それぞれのお国事情や生活習慣、日本との関わりなどが書かれていて興味深い。

もちろん、日本語にまつわるトリビアや、外国人が苦戦しがちな日本語の使い方のネタも多く取り上げられていて、これまで通りに楽しめる。

特に、デニッシュ(こぼれやすいが食感がいいパン:元々デンマークを意味)やターキー(七面鳥:元々トルコを意味)など、外国の名称を冠しているものは、その国ではまた別の国の呼び方をしているあたりが面白かった。

また、日本のアニメやアイドルに詳しい外国人が意外と多く、この手のことに疎い著者たちが苦戦しているあたりも楽しい。

安定して面白いシリーズで、本作も購入してよかったと思う。
本作はヨーロッパの国を廻っていたので、次回作ではアメリカやアジア、アフリカなどでの日本語教室の事情などをレポートして欲しいと思う。



日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

蛇蔵 海野 凪子
幻冬舎 2011-08-25

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毒舌訳 哲学者の言葉 (双葉文庫)
毒舌訳 哲学者の言葉 (双葉文庫)
有吉 弘行
双葉社 2013-05-16

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続・世迷いごと (双葉文庫)
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)
嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)
世迷いごと (双葉文庫)
オレは絶対性格悪くない!


有吉弘行による、西洋の哲学者たちの言葉を自分なりに解釈したりいじったりしている作品。

有吉は初めに哲学の授業が嫌いだったとしており、哲学者の言葉は必ずしもありがたいものではなくて近所のおじさんが話しているものと同じレベルと目線を下げてくれ、気楽に読むことができる。

ソクラテスやアリストテレス、プラトンといった古代から、カント、ニーチェ、サルトル、デカルトといった近代から現代にかけてまでの多くの哲学者の言葉を扱っていて、甘いとかモテなかったのでは?などかなりきついツッコミを入れている。

特にお金など価値観絡みの言葉に厳しく、貧乏のつらさやお金がなくなると勇気もなくなることなど、自身が猿岩石ブーム終焉後に貧乏で苦しんだ話を引き合いに出している。
このあたりは先日読んだ『お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」』同様、有吉のリアリストぶりがよく伝わる。

また、有吉が好きな風俗やSMネタ、そして竜兵会のボスである上島竜兵にまつわるエピソードも多く入っていて、他の著作と同様のゆるさを楽しむことができる。





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街道をゆく 40 台湾紀行 (朝日文庫)
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司馬 遼太郎
朝日新聞出版 2009-05-07

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司馬遼太郎の街道をゆくシリーズの1冊で、台湾への旅を扱っている。

オランダの進出、鄭成功による平定、清の支配、日本時代、国民党による恐怖政治と複雑な歴史をたどってきた地域ということもあり、扱われている内容が濃い。

清朝からは「化外の地」とされ、オランダや鄭成功が支配した時期も単なる寄港地および植民地としてしか考えられていなかった台湾だが、日本だけは文明を根付かせようと努力してきたことが分かる。
具体的には総督として統治に腕を振るった児玉源太郎や後藤新平、灌漑事業に活躍して今も讃えられている八田輿一などが扱われていて、初めて知ることが多かった。

その分、国共内戦に敗れて逃げてきた外省人のモラルの低さや残虐さに苦しめられた話が多く、本島人の大変さが伝わってくる。

このあたりは李登輝著『台湾の主張』や小林よしのり著『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論』でも読んだことがあり、思い出しながら読んでいった。

また、日本語を話す日本人として育ち、終戦後に少数の大陸から来た人々に支配されて、北京語を話さなければならなくなった人々の話が多い。
その中には台湾の知識人階級に多く人材を送り込んでいる客家の人々や、以前高砂族と呼ばれていた山地人の話も出てきて興味深い。

著者は、蒋経国の後を継いで本島人から総統となった李登輝とも対談していて、日本軍に所属していたという共通点があるため、かなり気さくに接してきて恐縮している。

思っていた以上に興味深い内容が多く、読んでよかったと思う。





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関連タグ : 司馬遼太郎, 街道をゆく,

さくらえび (新潮文庫)
さくらえび (新潮文庫)さくら ももこ
新潮社 2004-06-27

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『ちびまる子ちゃん』で知られるさくらももこのエッセイ集。

以前読んだ他のエッセイ以上に、父のヒロシを扱ったネタが多いのが印象に残る。
例えばナイツの漫才を思わせる言葉の間違いっぷりや、テレビをいつも見るのに片っ端から忘れること、あまりの適当さ加減など、脱力エピソードの数々に笑わされてしまう。

また、著者がさくらももこだと教えられていない息子についてもけっこう触れられていて、存分にksgk振りを発揮している。

他にも、TV番組のプロデューサーである植木氏のくだらない願望についての話や、『北の国から』で知られる倉本總と下ネタや通販で失敗した話などで盛り上がったことなどが書かれている。

『ちびまる子ちゃん』さながらのエピソードが書かれていて、安定して楽しむことができた。





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