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悪の教典 下 (文春文庫)
悪の教典 下 (文春文庫)
貴志 祐介
文藝春秋 2012-08-03

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昨年伊藤英明主演で映画化された、サイコパス(反社会的人格)の高校教師が学校を恐怖に陥れるサスペンス小説の下巻。
上巻に続き、蓮実による自身が有利になるために実施する悪行がどんどんエスカレートしていく。

上巻の途中から蓮実の怪しさを感じてきた3名の生徒は徐々に蓮実に対する疑惑を確信に変えていくが、疑われていることに気づいた蓮実はさらに手段を過激化させて恐怖が増していく。

そして、映画の予告編でも多く放送された、蓮実が散弾銃を持って生徒たちを殺戮していくクライマックスのシーンへ進んでいく。
偶発的な要素や頭脳明晰な蓮実のミス、生徒たちの思惑なども絡み、語り口のうまさもあってぐいぐい読み進んでいった。

蓮実が本当に頭脳明晰ならリスクの高い殺人という手段は多用しない気がするのだが・・・というツッコミどころもないわけではないが、そうしたところも含めて面白かった作品だと思う。





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