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読んだ本の感想をつづったブログです。


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爆笑問題のニッポンの教養 人間は考える腸である 腸管免疫学 (爆笑問題のニッポンの教養 14)
爆笑問題のニッポンの教養 人間は考える腸である 腸管免疫学 (爆笑問題のニッポンの教養 14)
太田 光 田中 裕二 上野川 修一
講談社 2008-02-19

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昨年までNHKで放送されていた教養番組「爆笑問題のニッポンの教養」を単行本化したシリーズの1冊で、今回は爆笑問題の2人が在学していた日本大学へ、腸管免疫学者の上野川修一教授を訪ねている。

最初に爆笑問題の2人が朝食やストレスの有無といった問診表を書くところから始まり、食事にあまり関心がない太田の食事内容、そしてそれでも健康そのものだという実態に上野川教授が呆れるところが面白い。

本書でテーマとしている腸は、緊張やストレスでおなかが痛くなることから分かるように神経の多くが張り巡らされていたり、腸内細菌が免疫の動きに大きな影響を与えていることなど、思っていた以上に重要な器官であることが分かってくる。

そこから、人間は脳だけで考えるのではなく、他の器官でもものを考えているのではないかという太田の問題提起から話が盛り上がる。

腸内細菌について言えば、善玉、悪玉、日和見とさまざまなタイプの最近が複雑な関係を持っていることが語られ、人間社会や宇宙に例えていたりするのが興味深い。

免疫系とアレルギーの関係や今後の学問の見通しなども語られ、あまり知らない分野について知ることができたので、やはりいい番組なのだろうなと思う。




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3年以上前に携帯電話をN-05Aに変更したが、その後電池の持ちが悪くなってきて機種変更を検討していたところ、先週に裏側のパネルにひびが入ったのを機にDoCoMoショップへ出かけた。

操作性の違いによるストレスを極力抑えたかったので、ガラケーのまま、そしてNEC製というのを選考ポイントとしていた。
最新作のN-01Fは27日からということだったが、特に最新であることへのこだわりもないため、昨年末モデルで在庫のあったN-01E、色はブラックのものにした。

このタイプ↓


機能的にさほどの違いはないと思っていたが、アプリケーションのショートカットがスマートフォンのようになっていたり、サイトでの表示速度や操作性が上がっていたりと、代を重ねただけのことはあると感じた。
電池の持ちも良くなったみたいなので、今後確認するつもりである。
あと、N-05Aよりもコンパクトになったのも良かった。




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僕たちの好きなガンダム (『機動戦士Zガンダム』全モビルスーツ&メカニック徹底解析編) (別冊宝島 (902))
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『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)やモビルアーマー(MA)、戦艦などのメカを、劇中のエピソードやデザイン、運用方法などと絡めて解説しているムック本。
以前購入してよく読んでいたものを部屋で再発見し、読み返してみた。

基本的なデータは他の類似作品と変わらないと思うが、特徴的なのは多くのライターが書いている解説で、MAなどのデザインや運用方法を自由にイジっているところである。
例えばアッシマーのMA形態の奇抜さや、ジェリドが数多くのMSに乗って壊してしまったこと、シロッコが設計したMSの多くが極端なデザインになってしまっていることなどで、しょうもないと思いつつも楽しんで読んでしまう。




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爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の"こころ"だ 芸術人類学
爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の
太田 光 田中 裕二 中沢 新一
講談社 2007-09-27

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昨年までNHKで放送されていた教養番組「爆笑問題のニッポンの教養」を単行本化した1冊で、本作では爆笑問題がこれまでたびたび一緒に仕事をしたことのある、中沢新一教授を多摩美術大学に訪ねている。

中沢教授の専門は芸術人類学で、人類が原始時代から持ち続けてきた芸術的センスや感性についての研究を主としているらしい。

まずはダウン症の子供たちの芸術村構想について語り、その子供たちの芸術的センスや幸せを感じる部分などについての考察が出てきて、幸せとは何かを考えさせられる。

次にアースダイバーと呼ばれる、過去の地図から現在の地形を考察する方法が紹介されている。
これは例えば縄文時代の地層から推定した地図で現在の東京を見ると、昔は水没していた地帯が多いことや、寺社のあるところだけ陸地だったりするなど、多くのことが分かって面白いらしい。

そして、心の中にある野性を分析するということで爆笑問題の2人がそれぞれ思いついた絵を描き、結果は太田が地球を飛び出したカエル、田中は草原を這い回るヘビとなり、2人の相性の良さに中沢教授が感心している。

中沢教授と太田は似たタイプらしく、かなり話が盛り上がっていることが伝わってきたり、田中のセンスを中沢教授が評価しているなど、興味深い回だったと思う。



[中沢氏の作品]


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