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妖怪萬画 (第1巻 妖怪たちの競演編)
妖怪萬画 (第1巻 妖怪たちの競演編)
和田京子
青幻舎 2012-02-15

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妖怪画を文庫本サイズでカラーグラビアで掲載し、解説している作品。

冒頭では日本美術史が専門で奇想の絵に関する著作などで知られる辻惟雄氏と、中国美術史を専門とする板倉聖哲氏の対談が収録されている。
中国では日本の付喪神のように器物が妖怪に化けるという絵はあまりないらしいが、必ずしもそうした考え方がなかったわけではなく、そうした話を描いた文献があることから推測すると、絵画の形で残っているものが見つかっていないためのようである。

百鬼夜行絵巻や、酒呑童子や土蜘蛛が登場する物語、妖怪図鑑といった作品が掲載されていて、ぬらりひょんや見越し入道、ろくろ首(飛頭蛮)、猫又といったよく知られた妖怪から、鍋や五徳、琵琶などといった器物が化け物となった付喪神、そして鍾馗や護法童子のような化け物を退治するヒーロー的存在などが扱われている。

本書で扱われている妖怪の絵はユーモラスに描かれたものが多く、娯楽の一種として親しまれていたことが分かる。
江戸時代に子供の玩具にもなったそうなので、こうした文化が現代のポケモンや妖怪ウォッチにつながるのだろう。

楽しく読むことができたので、第2巻も読んでみようと思う。



妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)

和田京子
青幻舎 2012-04-04

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