日付 | 記事タイトル |
2015/09/29 | 『機動戦士ガンダム モビルスーツ最強図鑑』 |
2015/09/28 | 『2016年〜世界の真実-これは単なる予測ではない、すでに見えている現実だ!』 |
2015/09/27 | 『NHKスペシャル 生命大躍進』 |
2015/09/26 | 『カレーライスと日本人』 |
2015/09/24 | 『[超訳]言志四録 己を律する200の言葉』 |
2015/09/23 | HKT48劇場「シアターの女神公演 冨吉明日香生誕祭」(2015年9月22日) |
2015/09/20 | 『やくみつるの秘境漫遊記』 |
2015/09/19 | 『タモリ論』 |
2015/09/16 | 『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』 |
2015/09/15 | 『経済国防』 |
2015/09/14 | 『まっぷる九州 宮崎 高千穂 日南海岸 霧島 えびの `14〜`15』 |
2015/09/13 | 「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~」(宮崎県/都城市総合文化ホール 大ホール) |
2015/09/11 | 『読むだけですっきりわかる世界史 中世編 イスラーム教の誕生からジャンヌ=ダルクまで』 |
2015/09/10 | 『AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2015』 |
2015/09/09 | 『最後の博物学者 アレクサンダー=フォン=フンボルトの生涯』 |
2015/09/04 | 『論語なう ~140文字でわかる孔子の教え~』 |
2015/09/03 | 『世界地図から歴史を読む方法-民族の興亡が世界史をどう変えたか』 |
2015/09/02 | 『交流分析であなたが変わる! 心の回復 6つの習慣』 |
2015/09/01 | 『中国任侠伝』 |

機動戦士ガンダム モビルスーツ最強図鑑 | |
![]() | オフィスJB 双葉社 2013-08-09 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 総解説 ガンダム事典 (KCデラックス プレスクール第三出版) ガンダムの常識 ガンプラ図鑑 オールジオン大百科 ガンダムの常識 ガンプラ図鑑 HG篇 2014-2015 ガンダムの常識 モビルスーツ大事典 U.C.0079~0083編 |
機動戦士ガンダムの一年戦争時代を中心に、モビルスーツ(MS)のイラストと解説を掲載している図鑑。
解説文は類似する本と基本的に似ているが、一部のMSを描いたかっこいいイラストとキャッチフレーズが本書の特徴となっている。
キャッチフレーズは例えばやられ役のイメージが強いジムでも「集団戦法の鬼 数で押しまくる!」のような具合で、無駄にかっこよくしている。
他にも、グフ:「陸の王者」、ヅダ:「歴史の犠牲者」、ギゃン:「マ・クベの剣!!」などもなかなかいい。
図鑑的な作品でも、色々な切り口があるものだと感じた。
- 関連記事
- 『ガンダムの常識―一年戦争モビルスーツ大全』
- 『ガンダムの常識 宇宙世紀モビルスーツ大百科(連邦軍篇)』
- 『ガンダムの常識 宇宙世紀モビルスーツ大百科(ジオン軍篇)』
- 『ガンダムMS列伝』
- 『ジオン軍の失敗』
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2016年 世界の真実 (WAC BUNKO 224) | |
![]() | 長谷川慶太郎 ワック 2015-09-04 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 2016 長谷川慶太郎の大局を読む 日本経済は盤石である 新・沖縄ノート 沖縄よ、甘えるな! (WAC BUNKO 226) ロシア転覆、中国破綻、隆盛日本 日経平均2万5000円超え時代の日本経済 |
長谷川慶太郎による、今後の世界情勢を分析した作品の2016年版。
今月発売なのにブックオフになぜか108円で販売されていたので、すぐに購入した。
中国が創設をしているAIIB(アジアインフラ投資銀行)がうまくいっていないらしいことはニュースでしばしば取り上げられているが、参加した各国の思惑についての話がなるほどと思う。
まず中国はバブルでだぶついた労働力や資材をさばく先を見つけたい、途上国は他の国際機関よりも簡易な審査で早く融資が欲しい、そしてヨーロッパ各国としては技術開発をする余裕がなくて売り物がないことから何とか投資先を見つけたいと、かなり分かりやすく書かれている。
ヨーロッパで技術開発力が衰えている例として、ドイツ以外ではフランスでさえ開発はカルロス・ゴーンが社長を務める日産頼みだという。
そしてドイツでは先日フォルクスワーゲンで不正ソフトウェアを使用してきたことが分かって騒動になっているが、さすがの著者もここまでは書いておらず、よほど巧妙かつ組織ぐるみで不正を行ったのだろうと思った。
中国では資産を海外に持ち逃げした中国人を追跡して強制帰国を迫る「狐狩り」を行っている話が出ているが、これまた近頃ニュースになっていて、話題になる前から書かれているのは単純にすごいと感じた。
アメリカではFBIが中国大使館に協力しているそうで、これは国内に反社会勢力を入れたくないためという。関連した話で数年前に吉本興業が大物タレントを解雇した背景として、FBIが吉本興業に対して山口組のエージェントとされるそのタレントが所属したままではアメリカ進出を許さないと恫喝したのではないかと書かれている。
他にも、統一ドイツでは東ドイツを処理するのに20兆ユーロを費やしたことから、北朝鮮が崩壊した場合は韓国はそれに単独では耐えられそうにないことや、ロシアではいまだに企業の自由競争を理解できていなさそうなこと、ブラジルがコーヒーに大豆、鉄鉱石と売り物が値下がりしてかなり危ないこと、インドはなんだかんだ言っても英国流の法治主義が根付いている分だけ有利なことなど、多くの国の事情が書かれていてためになる。
- 著者の作品について書いた記事
- 『2015年〜世界の真実-これは単なる予測ではない、すでに見えている現実だ!』
- 『大波乱: 長谷川慶太郎の大局を読む緊急版』
- 『経済国防』
- 『世界の未来は日本次第-「BtoB」、そして「BtoGへ」』
- 『大破局の「反日」アジア、大繁栄の「親日」アジア』

NHKスペシャル 生命大躍進 (教養・文化シリーズ) | |
![]() | NHKスペシャル「生命大躍進」制作班 NHK出版 2015-07-13 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 NHK科学アニメ・ガイド ピカイア!―カンブリア紀の不思議な生き物たち (教養・文化シリーズ) 生命のはじまり 古生代 (絶滅した奇妙な動物シリーズ) ネアンデルタール人は私たちと交配した 国立科学博物館のひみつ NHKスペシャル 生命大躍進 ブルーレイBOX [Blu-ray] |
NHKで放送されたスペシャル番組を書籍化した作品。
先月、その特別展である国立科学博物館特別展「生命大躍進-脊椎動物のたどった道」を観に行ったため読んでみた。
基本的には展示内容と重なるが、展示だと後で読むことができないため、頭の中で内容を整理することができて良かった。
目や顎などの体の器官が徐々に進化の過程で獲得されている話や、巨大な首長竜のブロントサウルスがアパトサウルスと同一の種だったという説、脳の容量比が大きいトロオドンが進化したと仮定しての想像図(『ゲッターロボ』に登場するハチュウ人類に似ている)、現代の人類とネアンデルタール人が交雑していた可能性が高いことなど、多くの話に知的興奮を覚える。

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カレーライスと日本人 (講談社学術文庫) | |
![]() | 森枝 卓士 講談社 2015-08-11 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 カレーライスの誕生 (講談社学術文庫) 秀吉研究の最前線 (歴史新書y) 数学の考え方 (講談社学術文庫) 心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか (ブルーバックス) 八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体 (幻冬舎新書) |
もはや日本の国民食のひとつと言ってもいいカレーライスについて、どのような経緯を経て日本に伝わり広まったかを調査・考察している作品。
カレーの原産地であるインドにはカレー粉やカレールーというものはあまり使用されておらず、家庭で各種のスパイスを混ぜ合わせて作る話から始まる。
次に明治時代にカレー粉を日本に輸出していたイギリスのC&B社へ調査に行ったが、この国は料理がまずいことで知られるように、食べ物への関心があまりないためか記録もあまり残っていないということに驚かされる。
そして明治時代の日本でカレーがどのように伝わり変質していったかという話になる。
初めのうちはジャガイモやニンジンが伝わっていなかったこともあり、『カレーライスの誕生』でも書かれていたようにネギやカエルの肉が使用されていて、著者は実際にレシピに記載されていない部分を想像で補いながら実際にカエル肉のカレーを作ってみている。
食べてみたところ、現在のものほどではないがそこそこ食べられるものだったようである。
初期のカレーはちょっと高級な西洋料理という位置づけで、肉料理にかけるカレーソースみたいな感じのものた主流だったようだが、大正時代になって軍隊や学校で出されたことから家庭に普及していったことが書かれている。
同時期に伝わったシチューが具が共通のために現在の形になることに影響を与えたとしていて、なるほどと思う。
そして文化的な考察として、日本では植民地支配を受けなかったため、西洋料理に対しても特定の国の具体的なモデルがなくてイメージが漠然としていたため、西洋料理はこんなものだろうと試行した結果が現在のカレーにつながっているという話も興味深い。
本書は1989年に講談社現代新書で出したものを加筆・再構成したものということもあり、「ナウい」とか「NIES」などの死語がところどころで使用されているあたりが時代を感じさせる。
カレーがいかに日本で愛されているかが伝わる内容で、読んだ後でカレーが食べたくなった。
- 著者の作品について書いた記事
- 『食べてはいけない! 』

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