読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2015/10/30『地図で読む日本の古代史―90分でわかる!「日本と日本人」の始まり』
2015/10/29『「腸を温める」と体の不調が消える-「腸ストレス」を取り去る最新常識』
2015/10/28『司馬遼太郎 旅のことば』
2015/10/27『本当におもしろい警察小説ベスト100』
2015/10/26『「歴史」を動かす―東アジアのなかの日本史』
2015/10/25『ロシア転覆、中国破綻、隆盛日本』
2015/10/23『徳川家康: 没後四百年』
2015/10/22『恐怖の谷』
2015/10/21『世界の辺境とハードボイルド室町時代』
2015/10/20『腸に悪い14の習慣-「これ」をやめれば腸が若返る』
2015/10/19『学校で習った日本史が信じられなくなる本-覆される定説 あやふやな史実・・・・?!』
2015/10/18『16歳からの交渉力』
2015/10/17『ホリプロ南田の鉄道たずねて三千里』
2015/10/16『ニュースではわからない イスラム57か国の実像』
2015/10/15『村上朝日堂の逆襲』
2015/10/14『中国火車旅行』
2015/10/13『知らなきゃ損する!大人のお得ワザ250―今すぐ使える、楽して儲かる(得)新常識!』
2015/10/11『戦国名将列伝―戦国武将の鎧・兜』
2015/10/08『世界史で読み解く現代ニュース<宗教編>』
2015/10/07『村上朝日堂』
2015/10/06『お金の貯まる人はここが違う』
2015/10/05『ちょい投資 - 怖がりだけど欲張りなあなたの投資講座』
2015/10/04『異国の窓から』
2015/10/02『怪盗ニック全仕事(2)』
2015/10/01『お金の原則』


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地図で読む日本の古代史―90分でわかる!「日本と日本人」の始まり (知的生きかた文庫)
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「歴史ミステリー」倶楽部
三笠書房 2013-01

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地図で読む『古事記』『日本書紀』 (PHP文庫)
日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本 (PHP文庫 に 12-55)
神社に秘められた日本史の謎 (歴史新書)
日本の古代史 ヤマト王権 (別冊宝島)


日本の古代史における重要事件や謎について、地図を用いて具体的な場所とともに解説している作品。
文章で知っている内容でも、具体的に地図上のどのあたりで行われたことなのかが明示されているので分かりやすい。

例えば飛鳥、難波、近江京、藤原京、平城京、長岡京、平安京といった都の位置がどのように移っていき、どのような位置関係にあるか分かるとその事情も伝わりやすくなる。
特に、聖武天皇が何度も遷都を行った話では、近畿地方のあちこちに行っていたので廷臣や領民の方々はさぞ大変だっただろうことが想像できる。

そして神武東征のような神話のエピソードや、壬申の乱、藤原広嗣の乱、恵美押勝の乱といった戦乱における各軍の進路などが書かれているのを見ると、改めて平安時代以前は貴族も積極的に戦闘を行っていたのだと分かって興味深い。

律令などの法律がらみの話ではそれほど地図が必要ないような気がしたり、古墳の位置などではもう少し位置の図解が欲しかったりと、配分についてはちょっと思うところもあるが、全体的には興味深く読むことができた。





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「腸を温める」と体の不調が消える (青春新書INTELLIGENCE)
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あなたは私の手になれますか―心地よいケアを受けるために


腸のコンディションを良くすることによる健康法を語っている作品。
先日著者の『腸に悪い14の習慣-「これ」をやめれば腸が若返る』を読み、ためになったので読んでみた。

『腸に悪い14の習慣』と重なるところもあるが、重ならずになるほどと感じたところも多い。
例えば朝食抜きがいけない原因として、腸の蠕動が朝に起こるためという話は面白かったりする。

食生活の欧米化が日本人の健康状態を悪化させたという説がしばしば語られるが、例えばたんぱく質や脂質の摂取が増えたことで血管が強くなって脳出血が減ったなど、良くなったことも多いことが書かれているのには少し驚く。

他にも赤味肉の問題点やビタミンCが心理的ストレスを軽減する効果があること、オリーブオイルの中でもEXVオリーブオイルという種類でないと効果がいまいちなど、食生活に関連する話が多く出てくる。

全体としてはオリーブオイル、穀類、豆類、野菜、魚介類などを主体とした地中海型食生活と、漬物やみそ汁のように植物性の発酵食品を多用した和食の組み合わせが望ましいようである。

そして食生活以外ではストレッチや姿勢、音楽などで腸にいいものを解説している。
音楽ではスローテンポで副交感神経を優位にするものがいいみたいで、よく聴く『聞くだけで自律神経が整うCDブック』も腸に効果があるみたいである。

ある程度実施できそうな方法もそれなりに書かれていて、できるところから生活の改善を試みたい。





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司馬遼太郎 旅のことば (朝日文庫)
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司馬遼太郎の代表作のひとつである『街道をゆく』シリーズから、テーマ別にこれはという言葉を抜き出してまとめている作品。
司馬氏の考えが濃く出ている言葉や、独特の表現などが収録されている。

目立つのは当時の不動産高騰や観光ブーム、都市化などによって日本各地の風景が画一化してきたことに対して嘆いている部分で、これまで読んだ作品でも随所で出てきてうるさく感じていたが、集められるとさらにうるさく感じる。

気持ちは分からないでもないが、司馬氏が各地の昔ながらの風景を求めているのは、本文中でややけなしている観光客が風景を求めているのと本質的には変わらないと考えているし、昔ながらの風景を残すためには多大な労力や不便を我慢するだけの覚悟が必要なわけで、勝手なことを言うのもほどほどにしろよと思ってしまう。
その地に住んでいて『街道をゆく』を読んだ人の中には、「また旅行者が勝手なことを言っていい気なものだ」と思った人もいそうである。

このように読んでいて文句を言いたくなる部分もあるが、基本的には旅している風景の中から出てくる、歴史にまつわるうんちく話が面白いので何だかんだ言いながら10冊以上読んでいる。

シリーズの本文を読んだことがなくても楽しめる言葉、読んでから出なければ伝わりづらい言葉が分かれていて、例えば前者としては旅先で出会った人の面白さなどで、後者ではトンカツが日本のどこでも当たり外れがないなどの司馬氏を身近に感じられるエピソードの話などである。

読んだことがない作品でも、例えば『愛蘭土紀行』のように言葉から関心を持って読んでみようかと思った作品も何作か出てきた。
その意味で、読んでよかったのだろうと思う。





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関連タグ : 司馬遼太郎, 街道をゆく,

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警視庁捜査一課特殊班 (角川文庫)


おすすめの警察小説を国内もの70作、海外もの30作紹介し、加えて作家や書評家たちへのインタビューや対談、シリーズものの主人公解説、人気作家の作品ベスト3などの企画から構成されている作品。

国内ものの70作ではヒーローもの、チーム・組織もの、人間ドラマもの、ダーク系、異色系の5ジャンルに分けられている。
このところ警察小説をわりに読むようになったのは今野敏の安積班シリーズを読み出してからなので、個性豊かなメンバーたちが協力して事件に当たっていくチーム・組織もののところを特にじっくり読み、読んでみたいものがいくつもあった。
他のジャンルでもヒーローもので『それでも、警官は微笑う』や異色系の『SRO』などに関心を持った。

海外ものではワーカーホリックで下品なオヤジギャグを連発するフロスト警部が活躍するという『クリスマスのフロスト』を読んでみたくなった。

本書の書評を読んでいると時々書評家がドヤ顔で「読者は・・・するであろう」という感じの書き方をしていて少し食傷するが、このあたりは実際に読むと共感するのかもしれない。

対談記事では冒頭に掲載されている、今野敏と押井守の対談が面白い。
親交の深い2人はそれぞれ「安積班」と「パトレイバー」という警察もののシリーズ作品を出していて、しかも安積班シリーズの『夕暴雨』にパトレイバーを、パトレイバー小説の『番狂わせ』に安積班の安積と須田を登場させているので、そのあたりのエピソードなどはファンにはたまらないと思う。

本書で紹介されていて読んでみたい作品をこの記事の下部にリンクとして貼ったので、警察小説が読みたい時はまずはここから検討してみる。
警察小説は思っていた以上に広い分野であることを知ることができ、興味深かった。





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