読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2015/12/25『[新訳]呻吟語-リーダーとしての資質を高める経世済民の書』
2015/12/19『生きる喜びは、仕事とともにあるヒルティの幸福論: すぐ実行できて結果が出せる76の言葉』
2015/12/10『真田太平記(全12巻)』
2015/12/06『中国壊滅』
2015/12/01『大局を読むための世界の近現代史』
2015/11/28『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』
2015/11/25『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』
2015/11/22『警視庁公安部・青山望 巨悪利権』
2015/11/19『10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え』
2015/10/20『腸に悪い14の習慣-「これ」をやめれば腸が若返る』
2015/10/16『ニュースではわからない イスラム57か国の実像』
2015/10/07『村上朝日堂』
2015/10/02『怪盗ニック全仕事(2)』
2015/09/24『[超訳]言志四録 己を律する200の言葉』
2015/09/16『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』
2015/09/11『読むだけですっきりわかる世界史 中世編 イスラーム教の誕生からジャンヌ=ダルクまで』
2015/09/03『世界地図から歴史を読む方法-民族の興亡が世界史をどう変えたか』
2015/08/22『これからの日本を読み解く 日本の将来はじつに明るい!』
2015/08/17『戦争とインフレが終わり激変する世界経済と日本』
2015/07/18『家康、真骨頂: 「狸おやじ」のすすめ』
2015/05/03『保険 こう選ぶのが正解!』
2015/04/21『ひとにぎりの未来』
2015/03/15『マル暴甘糟』
2015/03/14『日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】』
2015/03/08『街道をゆく 18 越前の諸道』
2015/03/06『腰・肩・ひざは「ねじって」治す - 魔法のリセット・トレーニング』
2015/03/02『恋するソマリア』
2015/02/27『スポンサーから一言』
2015/01/29『仕事に効く 教養としての「世界史」』
2015/01/15『逆説の日本史 21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎』


にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト


日付記事タイトル                                      
2015/12/29『日本地図から歴史を読む方法〈2〉―なぜ、そこが“事件の舞台”になったのか…意外な日本史が見えてくる』
2015/12/28『O型「本当の自分」がわかる本―「モノの考え方」「行動パターン」、「成功する生き方」まで』
2015/12/27『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』
2015/12/25『[新訳]呻吟語-リーダーとしての資質を高める経世済民の書』
2015/12/24『体温を上げると健康になる 実践編』
2015/12/22『最強のリーダー育成書 君主論』
2015/12/21『テルマエ・ロマエ 1』
2015/12/20『AIIB:「アジアインフラ投資銀行」の凄惨な末路-中国の野望はかくて潰える』
2015/12/19『生きる喜びは、仕事とともにある-ヒルティの幸福論: すぐ実行できて結果が出せる76の言葉』
2015/12/18『地形から読み解く日本の歴史』
2015/12/17『水木しげるの妖怪地図―47都道府県ご当地妖怪を訪ねる』
2015/12/16『学校では教えてくれないお金の授業』
2015/12/15『SNSって面白いの? 何が便利で、何が怖いのか』
2015/12/14『中国大減速の末路-日本はアジアの盟主となる』
2015/12/13『ハザール事典 女性版』
2015/12/12『民主主義ってなんだ?』
2015/12/10『真田太平記(全12巻)』
2015/12/09『キングダム 1』
2015/12/08『図説・ゼロからわかる 世界情勢地図の読み方』
2015/12/07『ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう』
2015/12/06『中国壊滅』
2015/12/05『彷徨える艦隊〈2〉特務戦隊フュリアス』
2015/12/04『中国古典「一日一話」-世界が学んだ人生の”参考書”』
2015/12/03『図説そんなルーツがあったのか!妖怪の日本地図』
2015/12/02『あなたの常識間違いだらけ! 資産づくり見直しポイント』
2015/12/01『大局を読むための世界の近現代史』


にほんブログ村 本ブログへ

日本地図から歴史を読む方法〈2〉―なぜ、そこが“事件の舞台”になったのか…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書)
日本地図から歴史を読む方法〈2〉―なぜ、そこが“事件の舞台”になったのか…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書)
武光 誠
河出書房新社 2000-07

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
日本地図から歴史を読む方法―都市・街道・港・城跡…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書)
地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史 (KAWADE夢新書)
世界地図から歴史を読む方法―民族の興亡が世界史をどう変えたか (KAWADE夢新書)
世界地図から歴史を読む方法〈2〉戦争と革命は世界史をどう塗り替えたか (KAWADE夢新書)
地図から読む歴史 (講談社学術文庫)


武光誠による『日本地図から歴史を読む方法』の続編。
前作が面白かったので本作も読んでみた。

本作では戦争だけでなく、交易や開拓、遷都といった政治上・経済上・軍事上などの事件の背景となった地理的な背景から歴史を語っている。

例えば京都は東が瀬田川、南が宇治川、西が山崎の隘路あたりが防衛ラインとなっているが、ほとんどの場合は攻撃側が勝利していることが書かれていて、いかに守りにくい地形だったかが分かってくる。
南北朝時代に何度も京都を奪ったり奪われたりが繰り返されていたのもそうした事情によるものなのだろうと思う。

また、信長が安土城を築いた琵琶湖の東にある安土という地はその後さびれてしまったが、これは信長の時代は琵琶湖を中心に西の大溝城、南の坂本城、北の長浜城とセットで運用されていたことが書かれていて、竹村公太郎の『地形から読み解く日本の歴史』の話と共通している。

古代の遣唐使における航路の話も触れていて、難破することが多かった理由としては新羅との関係悪化による北路から南路あるいは南島路へのルート変更だけでなく、当時の技術に比べてサイズの大きな船を使用していたことや、天候が良くなくても出帆を強行しているなど、人災による部分も大きいと知って少し驚いた。
おそらく小型の船を多数連ねていく形であれば難破のリスクが減っていたはずなので、何となく残念な気になる。

他にも、江戸時代の東回り・西回り航路の開拓による経済発展、伊能忠敬の日本地図作成、間宮林蔵の樺太から沿海州への探検、平将門や藤原純友の反乱、天智天皇による近江京遷都、元寇など、教科書の文章では伝わりづらい部分が地図とともに分かりやすく解説されている。

教科書などによる通説で漏れてしまいがちな事柄が書かれていて、興味深く読むことができた。





にほんブログ村 本ブログへ

関連タグ : 武光誠,

O型「本当の自分」がわかる本―「モノの考え方」「行動パターン」、「成功する生き方」まで (王様文庫)O型「本当の自分」がわかる本―「モノの考え方」「行動パターン」、「成功する生き方」まで (王様文庫)

長田 時彦
三笠書房 2008-08-28

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


タイトル通り、O型の人における性格や行動の傾向について考察している作品。
以前かなり売れたシリーズのうち自分の血液型がO型なので『O型自分の説明書』を読んでいて、似たようなものかと思ってパラパラとめくってみたら突っ込んだ内容のようだったので購入して読んだ。

書かれている傾向として自分のことを変に詮索されたり「こんな性格でしょ?」みたいに分析されるのを好まない「城壁型」という趣旨のことが書かれていて、少なくとも自分に取っては当てはまっていると感じた。

他にもどちらかといえば理想よりも現実を選ぶタイプなことや、おおらかでソフトに見えるが実際は自分の譲れるポイントと譲れないポイントに大きな差があることによるもの、人の話を聞く時に他の事を考えがちなことなど、当たっているように感じる部分が多い。
ただ、誰でも少なからずそうした部分があるものなのか、O型だからそうした部分が強いのかは分からない。

それはそれとして、O型以外のタイプの人からのO型の人の扱い方、そしてO型の人向けに対人関係での誤解やトラブルを避けるためのアドバイスをしているのがいいと思う。

必ずしも血液型にこだわらず、こうしたタイプの人に対しての対処方法、そして自分の行動や考え方の改善した方がいいと思われる点がきちんと書かれていて、読み手が応用を利かせることができればさらに効果を発揮する本だと思う。





にほんブログ村 本ブログへ

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
村上 春樹
文藝春秋 2015-11-21

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
村上春樹 雑文集 (新潮文庫)
職業としての小説家 (Switch library)
使いみちのない風景 (中公文庫)
MONKEY Vol.7 ◆ 古典復活
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)


村上春樹による紀行文集で、JALの機内誌『AGORA』を中心に複数の雑誌に掲載されたものを元に構成されている。

表題にあるラオスの他、アメリカのボストン近郊やギリシアのいくつかの島、イタリアのように著者が以前住んで代表作となる小説を執筆していた場所、きっかけがあって初めて行ったアイスランドやフィンランド、それから著者が属する「東京するめクラブ」の番外編のような感じで熊本への旅行も収録されている。

時期としては1990年代前半から近年にかけてとかなりばらついていて、これは著者がこの時期はあまり紀行文を書かないようにしていて、作品が溜まるのに時間がかかったためという。

ボストン近郊の話では以前読んだ著作の中にアメリカに住んでいた頃のことが書かれていたのを思い出し、少しだけ残っていた記憶と対照しながら読んでいった。
その頃からすると現在は日本人野球選手のメジャーリーグ進出によってボストン・レッドソックスのことを知っているので、そのホームスタジアムがかなりくせのある球場ということが分かったのが興味深い。

他にもラオスではホテルで食べておいしかった魚を魚市場で見てショックを受けたり、ラオスの有り余る時間の中で多くのことを考察してみたり、かつて住んでいたギリシアの住宅にその面影を見出せずに戸惑ったりと、著者特有のぼそぼそと語るような感じの文体で書かれており、他のエッセイや紀行文とも共通する感じを楽しむことができた。





にほんブログ村 本ブログへ

関連タグ : 村上春樹,