日付 | 記事タイトル |
2016/05/30 | 『10年後、金持ちになる人 貧乏になる人』 |
2016/05/29 | 『Beef or Chicken?』 |
2016/05/28 | 『マンガ 孔子の思想』 |
2016/05/27 | 『7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方』 |
2016/05/26 | 『空から見る日本ふしぎ絶景』 |
2016/05/25 | 『血流がすべて解決する』 |
2016/05/24 | 『敵をもファンに変える 超一流の交渉術』 |
2016/05/23 | 『織田信長はなぜ「天才」と言われるのか』 |
2016/05/22 | 『AKB48総選挙公式ガイドブック2016』 |
2016/05/21 | 『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 |
2016/05/20 | 『戦国武将の肖像画』 |
2016/05/19 | 『一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』 |
2016/05/18 | 『街道をゆく 神田界隈』【用語解説・詳細地図付き】 |
2016/05/17 | 『投資敗者の思考パターン』 |
2016/05/16 | 『ひとりぼっちを笑うな』 |
2016/05/15 | 『10分あれば書店に行きなさい』 |
2016/05/14 | 『 いよいよ、日本の時代がやって来た!』 |
2016/05/13 | 『鬼谷子-100%安全圏から、自分より強い者を言葉で動かす技術』 |
2016/05/12 | 『廃城をゆく』 |
2016/05/11 | 『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』 |
2016/05/10 | 『ひまつぶし』 |
2016/05/09 | 『魅力的すぎる世界の神々と神話』 |
2016/05/08 | 『孤独のグルメ』 |
2016/05/07 | 『カイジ「命より重い! 」お金の話』 |
2016/05/06 | 『金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密』 |
2016/05/05 | 『美少女キャラでよくわかる!世界の国々』 |
2016/05/04 | 『元手ゼロ、毎月5万円で1億円つくる! 9マス分散式ではじめる積立投資信託』 |
2016/05/03 | 『ナショナルジオグラフィック 秘密の地下世界』 |
2016/05/02 | 『軍師・黒田官兵衛に学ぶ、絶対に負けない経営学』 |
2016/05/01 | 『トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 』 |

10年後、金持ちになる人 貧乏になる人 | |
![]() | 田口 智隆 廣済堂出版 2013-02-19 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 お金が貯まらない人の悪い習慣39 お金が貯まる人が捨てた37のこと 「なぜかお金が貯まる人」がやっていること お金持ちになった人が貧乏な頃からやっていること お金を生み出す”朝30分”の習慣 |
先日読んだ『28歳貯金ゼロから考えるお金のこと』の著者による、長期的な観点から後悔しないお金の使い方について語っている作品。
ブックオフに200円で販売されていたものを購入した。
お金を使う種類を消費、浪費、投資の3種類に分け、一見似たようなお金の使い方でも、浪費となるものを減らして投資となるものを増やす形にすることが書かれている。
例えば、少し高額であっても健康に良かったり安眠に資するものであれば、消費ではなく投資となるという具合である。
また、付き合いでの出費に関しては出す局面と出さない局面をきちんと分けることで受ける側から感謝されやすいお金の使い方をすることや、交際費の枠をあらかじめ決めておくことでメリハリをつける話などが参考になる。
他にも、商品にオプションをつけることを勧められた場合に「そのまま使うことはできないのか?」と聞いてみることや、安くても使用頻度が低かったり自問自答してそこまで欲しいわけでもないものは買わないことと、ついついしてしまいがちな買い物の仕方に対する注意が書かれていてギクッとなる。
買い物に関してはその時にその値段でなければ買えないものは判断が難しいとしても、それ以外の場合だと時間を置いてそれでも欲しいか欲しくないかを判断した方がいいと感じたりもした。
そして落ち込んだとき、嬉しいことがあった時、イラッとした時、退屈な時と、感情が普段と異なる時に散財してしまいがちな傾向と対策についても書かれていて、何となくお金を使うのは後でいい感情を残さないものだと思う。
特に、「自分へのご褒美」とか「何か面白いことないかなあ」というセリフには注意した方が良さそうである。
全体的に書かれている内容は基本的でシンプルなようにも感じるが、それだけに重要だとも思った。
具体例を多用していて難しいことも書かれていないので、比較的早く読み終えることができた。
- 著者の作品について書いた記事
- 『28歳貯金ゼロから考えるお金のこと』

PASSPO☆のメジャーデビュー後4枚目のオリジナルアルバム。
クルー(メンバー)からは奥仲麻琴が卒業後で、槙田紗子が活動休止を経て卒業する前ということで、8人の時に出された唯一のアルバムということになる。
Amazonマーケットプレイスでローコストキャリア版ピーチがかなり安く出品されていたものを購入した。
ローコストキャリア版に入っていなくて他の上位版に入っている曲は他のアルバムやシングルに収録されているものと、派生ユニットであるはっちゃけ隊の「はっちゃけセンセーション」くらいで、なくてもさほど気にならないのでこの選択になった。
最初と最後はクルーによるトークのパート、2トラック目がイントロ曲なので、実質的には7曲が収録されている。
本アルバムで志向されているのはアメリカンガールズロックだそうで、どのようなものがそれに当たるのか詳しくないのでよく分からないが、以前のアルバムに収録されている曲で言えば、「キャンディー・ルーム」や「Pock☆Star」、「MASK」あたりと近い傾向のように思われる。
具体的には「HONEY DISH」や「ヘブンズバーガー」、「ハイテンションエモーション」などで、アップテンポの曲が多くて楽しく聴くことができる。
人数が減ったりレコード会社が代わったりといった変化もあり少し関心が薄れている部分もないではないが、チェックはしている。
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マンガ 孔子の思想 (講談社+α文庫) | |
![]() | 蔡 志忠 (著), 野末 陳平 (監修), 和田 武司 (翻訳) 講談社 1994-12-13 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫) マンガ 孟子・大学・中庸の思想 (講談社+α文庫) マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫) マンガ 禅の思想 (講談社+α文庫) マンガ『論語』完全入門 (講談社の実用BOOK) |
『論語』をはじめとする、孔子の言動を漫画化した作品。
台湾で書かれたものを日本語訳しているため、絵のタッチや解釈には日本で書かれたものと少し趣が異なるように感じられるかもしれない。
構成としては孔子の生涯についての概略と、その次に『論語』に出てくるさまざまなやり取りが漫画で描かれている。
中でも、孔子が弟子たちを評している部分が面白い。
曽参はのろま、子張ははったりが強い、子路は粗暴、顔回は悪くないが貧乏、子貢は教えに背いて金儲けばかりしている・・・と、相手が弟子なので遠慮なく語っている。
武人然とした子路、気が強そうな子貢、白髪で弱々しい顔回など、弟子たちのキャラクターもうまく書き分けられている。
直情径行な子路を諭したり、他人を論破したがる子貢に厳しく注意するなど、弟子のキャラクターに応じた指導を行っていることも伝わってくる。
孔子が君主や論客、隠者などとのやり取りも多く描かれていて、漢文で伝わってくる雰囲気とはまた違った感じがあり、興味深く読むことができた。
- 著者の作品について書いた記事
- 『マンガ 菜根譚』

7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方 | |
![]() | 江宮 隆之 KADOKAWA 2015-12-18 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 立花宗茂 「義」という生き方 (新人物文庫) 藤堂高虎 |
7回主君を変えた戦国大名として知られる藤堂高虎について、その生涯と学ぶポイントを解説している伝記。
若い頃は恵まれた体格を活かした猪武者だった高虎が羽柴秀長をはじめとする多くの人々と出会うことでさまざまな教養やスキルを身につけ、戦乱の世だけでなく太平の世でも活躍するに至った経緯が書かれている。
同時代の人物が「ゴマすり大名」とか「日和見」などと評した史料はないそうで、こうした評価は江戸時代以降に歴史の話を面白くするためにいやな役としてキャラ付けされたという部分が大きいようである。
これが自分あるいは子どもの代に改易となった加藤清正や福島正則などと比較すると、家が続いたかどうかという点で成功と失敗のポイントが分かる気がする。
著者は高虎が手堅く生きてきたと評価していて、ある程度納得する。
以前読んだ『江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎』にも書かれていた、領地である伊賀と伊勢は従来上方との交易を重視されていたのを、当時だとデメリットの方が大きいと判断して上方との交易を制限して保護貿易に当たることを行ったり、街道が城下町を通るように整備したことなど、近代的な政策を紹介している。
他には大阪夏の陣で長宗我部盛親軍と激闘を繰り広げて部将を多く失ったが、戦後に長宗我部の残党を雇い入れたことなど、まだまだ知らなかった事績が書かれていた。
高虎が7回主君を変えたといっても、主君の死や隠居などで本人の努力ではどうしようもないケースが2~3回あったわけで、戦国時代の事情を考慮するとそこまで珍しくなかったのかもしれない。
ただ、成功して長生きしたために目立ったのだろうと思う。
高虎についての本はこれまで何冊か読んでいるが、本書もなかなか読みごたえがあった。
- 著者の作品について書いた記事
- 『真田幸隆』
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