読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2016/06/28『仕事で心が折れそうになったら読む本』
2016/06/27『ライバル国からよむ世界史』
2016/06/25『学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論』
2016/06/22『葉隠-現代語で読む「武士道」の真髄!人間の「覚悟」と「信念」』
2016/06/21『マル暴総監』
2016/06/20『失敗学 (図解雑学)』
2016/06/18『葉隠 (まんがで読破)』
2016/06/17『佐賀のがばいばあちゃん』
2016/06/16『日本人が知らなかったETF投資』
2016/06/14『「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」』
2016/06/13『賢い投資家必読! 株に強くなる本88』
2016/06/12『「テンパらない」技術』
2016/06/11『2時間でおさらいできる戦国史』
2016/06/10『希望の地としての新興アジア: 私たちが失ったものがそこにある』
2016/06/09『潮流―東京湾臨海署安積班』
2016/06/08『漫画版 世界の歴史〈1〉ペルシア帝国とローマ帝国』
2016/06/07『日本人の闘い方-日本最古の兵書『闘戦経』に学ぶ 勝ち戦の原理原則』
2016/06/06『竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史』
2016/06/05『ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理』
2016/06/04『複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考』
2016/06/03『伝染(うつ)るんです。 (1)』
2016/06/02『蛭子の論語 自由に生きるためのヒント』
2016/06/01『必ず成果を出す! サッカー名監督のすごい言葉』


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仕事で心が折れそうになったら読む本
仕事で心が折れそうになったら読む本
佐藤 康行
PHP研究所 2016-04-19

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関連商品
未来の幸せと富を先取りする
過去は自由に変えられる マジックミラーの法則
捨てる哲学2
お金の不安が消える本
週刊東洋経済 2015年 12/19号[雑誌]


料理人、セールスマン、レストラン経営者を経てメンタルクリニックを創業した人物による、仕事でうつになりそうな人に対して少しでも改善できるヒントを語っている作品。

著者の経験からできたからといって誰でもできるものばかりではないが、「以前よりもできて自信がつくことを増やす」、「過剰な理想を求めて落胆しない」、「苦手な仕事を進んでやってみる」、「メモに書き出すことで悩みや不安を軽減する」などはやってみようと思わせてくれる。

過去についての嫌な感情はなかなか克服できるものではないが、やりようによっては貴重な経験をしたという感想にすることもできることが書かれていて、半信半疑ながらも希望を持ったりもする。

平易な語り口で書かれていて、参考になる部分も多かったように思う。





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ライバル国からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫)
ライバル国からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫)
関 眞興
日本経済新聞出版社 2015-10-02

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関連商品
世界の軍事情勢と日本の危機 (日経プレミアシリーズ)
ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)
海外で恥をかかない「世界の新常識」
30の発明からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫)
「リベラル」がうさんくさいのには理由がある


クリミア半島をめぐるロシアvsウクライナをはじめとしてフランスvsドイツ、ロシアvs北欧諸国、イスラエルvsアラブ諸国など、国家間のライバル関係がいかに現代にも影響を及ぼしているかを紹介している作品。

添付された地図を見るとフランスがハプスブルク帝国などから領土を奪って東南部に広がっていることや、ポーランドがリトアニアと連合して黒海沿岸まで領土を拡大した隆盛期とロシア・プロイセン・オーストリアの3国に分割されて消滅した時期の落差、スウェーデンが一時はフィンランドからサンクト・ペテルブルク近辺までを領した時期があったなど、それぞれの国や民族が一番領土が広かった時期を基準にすると紛争が絶えないのも無理はないと思ったりする。

以前テレビ番組で「ボリビアは内陸国だが海軍を持っている。理由は戦争でチリに沿岸地方を奪われたため」という話を見たことがあり、南米では他にもボリビアとパラグアイが戦争したなど、戦争が続いた時期があったことが分かる。

他にもアフリカ、東南アジア、旧ユーゴスラビア、コーカサス地方など、必ずしも日本で報道される機会が多いとは言えない地域のことも書かれていて、新たな知見を多く得ることができた。






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学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論 (PHP文庫)
学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論 (PHP文庫)
井沢 元彦
PHP研究所 2015-03-04

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学校では教えてくれない日本史の授業 天皇論 (PHP文庫)
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英傑の日本史 智謀真田軍団編 (角川文庫)
逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体 (小学館文庫)


日本史で悪人・英雄と評価が分かれる人物を取り上げ、評価される原因と実際がこうだったのではないかという考察を語っている歴史読み物。

『逆説の日本史』シリーズのような著者の他の作品と重なる内容もあるが、最近の研究成果も反映されているようなので飽きずに読むことができる。

扱われた人物は天智天皇、持統天皇、藤原氏、平将門、源頼朝、後醍醐天皇、足利尊氏、北条早雲など、あくの強いイメージがある人物が多い。

天智天皇系と天武天皇系の皇族間の対立、天武天皇の出自に関する疑惑、南北朝の混乱は後醍醐天皇のわがままと足利尊氏の「いい人ぶり」によって長引き足利義満の悪辣さで終結したという構図など、興味深い話が多い。

歴史の教科書ではいまひとつピンとこなくて本書を読んで納得したのは、源頼義・義家父子による前九年・後三年の役についてである。

頼義・義家が東北での反乱を平定したにも関わらず、源氏が東北の利権を確保して勢力拡大することを嫌った朝廷の策略によって十分な恩賞を与えず、地元の清原氏や奥州藤原氏に利権を与えたところまではまあ知っていた。

これにより義家の子孫である源氏は東北への執着を持つようになり、頼朝の代に奥州藤原氏を滅ぼした話につながっていくという話が分かっていなかったところで、奥州藤原氏が義経をかくまったのはきっかけに過ぎなかったようである。

他にも分かりづらかった奈良時代における政争の数々や、毛利元就が謀略を得意としたのはそれだけ団結することの重要性を認識していたという話など、かなり濃い内容となっている。

比較的久しぶりに著者の本を読んだが、やはり面白い。






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関連タグ : 井沢元彦, ,

葉隠 (知的生きかた文庫)
葉隠 (知的生きかた文庫)
奈良本 辰也 (翻訳)
三笠書房 2010-06-21

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葉隠入門 (新潮文庫)
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武士道―人に勝ち、自分に克つ強靭な精神力を鍛える 知的生きかた文庫
葉隠 (まんがで読破)
現代語訳 武士道 (ちくま新書)


佐賀藩に武士道の書として伝わってきた『葉隠』を現代語訳した作品。
先日読んだ『葉隠 (まんがで読破)』ではいまひとつ消化不良だったので続けて読んだ。

書かれたのが江戸時代中期の幕藩体制が安定している時期なので、「いかに殿へ対していいご奉公をするか」とか「他の藩はともかく佐賀藩では・・・」といったように、少し窮屈な時代が反映されたと思われる記述もあり、現代で通用する部分とそうでない部分を判別する必要がある。

通用する部分では、人付き合いにおいて恥をかかせないような伝え方を心がけていらぬトラブルを受けないようにすることや、身なりや所作を気をつけることの重要性など、藩と企業での違いはあってもサラリーを受ける組織での言動には共通する部分があるものだと感じた。

また、佐賀藩の藩祖である鍋島直茂、直茂の子で初代藩主の勝茂、勝茂の孫で本書の語り手の山本常朝が仕えた二代藩主の光茂といった殿様をはじめとして、直茂の奥方である陽泰院や家臣たちなどのエピソードが多く収録されていて、佐賀藩ではこのような人々が模範にされていたのだろうということも推測できる。

くせのある内容ではあるが、参考にすべきところも多かったので読んで良かった。
新渡戸稲造の『武士道』もそのうち読んでみようと思っている。






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