日付 | 記事タイトル |
2016/08/30 | 『カオスだもんね! PLUS 4』 |
2016/08/29 | 『幻想世界の幻獣・討伐者ベストセレクション―決定版』 |
2016/08/28 | 『不動産投信で「儲け」と「副収入」を手に入れる! はじめてのJ-REIT完全ガイドブック』 |
2016/08/27 | 『戦国武将名言録』 |
2016/08/26 | 『上大岡トメのいつもとちがう日』 |
2016/08/25 | 『タモリさんの成功術』 |
2016/08/24 | 『エピソードでわかる「故事成語」―歴史を変えた名言名句』 |
2016/08/23 | 『一番使える!はじめての確定拠出年金投資』 |
2016/08/22 | 『不思議の扉 午後の教室』 |
2016/08/21 | 『SEVEN DESTINY』 |
2016/08/19 | 『「世界の英雄」がよくわかる本 アレクサンドロス、ハンニバルからチンギス・ハーン、ナポレオンまで』 |
2016/08/17 | 『読むだけですっきりわかる日本地理』 |
2016/08/15 | 『スッキリ!―たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法』 |
2016/08/14 | 『黒田官兵衛と軍師たちの「意外」な真実』 |
2016/08/13 | 『しがみつかない――『徒然草』のススメ』 |
2016/08/12 | 『どこかの事件』 |
2016/08/10 | 『不思議の扉 時間がいっぱい』 |
2016/08/09 | 『語源に隠れた世界の歴史: 世界史の重要知識もわかる!』 |
2016/08/08 | 『キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法』 |
2016/08/07 | 『真贋』 |
2016/08/04 | 『このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ』 |
2016/08/02 | 『読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで』 |
2016/08/01 | 『超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない』 |

水口幸広によるレポート漫画の第4巻。
赤澤氏持ち込み企画であるラジコン戦車の組み立てとコンペから始まり、盆栽、レトロゲームを遊べる酒場、ガンダムSEED、3.11関連、グラビア撮影の取材、週刊アスキー編集部の飯田橋移転、スマホへの買い替えとアプリ導入など、本作でもさまざまな企画を行っている。
宇宙エレベーターや新型自販機のような新たな技術やサービスを取材する一方で、吉祥寺や飯田橋での街歩きのようなゆるい企画まで幅があるのがいい。
一番笑ってしまったのは、新春を記念してのかるた作りの回で「う:うまくごまかせ誤字脱字」と出していたのに、後半の方でしばしば誤字脱字があってうまくごまかせていなかったところである。
本作でもカオスチームのゆるい雰囲気を楽しむことができ、何度も読み返すことになるのだろう。
- 本書のシリーズについて書いた記事
- 『カオスだもんね!PLUS 3』
- 『カオスだもんね! PLUS 2』
- 『カオスだもんね!PLUS 1』
- 『カオスだもんね! 20 ありがとう編』
- 『カオスだもんね! 19 プレジャー編』

幻想世界の幻獣・討伐者ベストセレクション―決定版 | |
![]() | 幻想世界調査委員会 学研パブリッシング 2012-08 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 幻想世界 幻獣事典 幻獣×幻想世界イラスト大事典―決定版 (Gakken Mook) 決定版 幻想世界の職業FILE |
神話や伝説に登場する幻獣に分類できそうなものを80種類、そしてRPGや小説でそれらを討伐する職業を23種類、解説1ページとイラスト1ページの見開き2ページで紹介している作品。
RPGなどに出てくるものを中心としているため、ギリシア・ローマ神話、北欧神話、メソポタミア神話、旧約・新約聖書などに由来するものが多く、日本や中国、インドなどのものはあまり扱われていない。
章立てでは危険度が高い順で分けられているが無理やり感が強く、ドラゴンやアンデッドのように種類別で分けたほうが良かったように思う。
記述については、限られたページの中で対処法のような幻獣によってはあまり意味のなさそうな記述(例えば大陸サイズの幻獣への対処法などあるわけがない)を入れた上でも細かな情報を入れていて、記述にこもった著者たちのマニアックな情熱が感じられる。
ワイバーンというドラゴンに似た幻獣はドラゴンよりも少し下のポジションで、これは王家の象徴とされることが多いドラゴンを使いたくても使えない人々が拠り所とする需要に対して生み出されたなどの事情が書かれていたり、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったRPGでの扱われ方など、キャラクターとしてどのように変遷してきたかが分かるのも興味深い。
ゾンビとマミー(ミイラの化け物)は伝説ではなく呪術から連想されたフィクションとして生まれたので本書の対象から除外していたり、ゴーレムのような魔法生物とロボットはどれくらい異なるものなのか?という考察など、各章末に入っているコラムも面白い。
日常では役立たないがゲームをする上で知っていて損はない情報が思っていたよりも丁寧に書かれていて、そこそこ読みごたえがあった。
- 関連記事
- 『決定版 世界の幻獣 危険FILE』
- 『天界・魔界に生きる幻想生物事典』
- 『よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典』
- 『世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本』
- 『よくわかる「異形の神々」事典』
[参考文献に挙げられていた作品の一部]

- 本を購入する
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックスTOP : 全品送料無料に
- 本のことならHonya Club.comにおまかせ!
: 書店受け取りで送料無料
REIT(不動産投資信託)の仕組みや選び方、投資方法などを初心者向けに解説している作品。
REITにはオフィスビル、商業施設、物流、住宅、ホテルなど投資する不動産の種類によって値動きや分配金に異なる傾向が出ることや、格付けの他に関わっている企業の信用度によってリスクの対価としての分配金利回りが変わってくるなどの部分は知らなかったので大いに参考になった。
また、投資の仕方は下記の3種類で、コストを下げて収益率向上を狙うか、投資先を分散して値動きを抑えるかによって最適な商品が変わってくるようである。
- REIT本体
- REITのETF
- REITのファンド・オブ・ファンズ
しばしばマンション投資を勧誘する電話がしばしばかかってくるが、現物の不動産だと額が大きくてローンを組んでポートフォリオがいびつになる上、空室リスクや流動性のリスクなど面倒だと思われるポイントがいくつもあり、そのあたりをやらなくていいためのコストを払うのがREITになるのだろう。
500万円くらいで複数のREITに投資すると毎月分配金がもらえることも可能とあり、投資額を別にすればプロから評判の悪い毎月分配型の投資信託よりもよほど有利というのは分かる。
REITについてはまだまだ知識不足で、問題点について把握できているとは言えないので、もう少し情報を収集してから投資を検討してみようと思う。
(ここから下の文は本の内容と関係ない愚痴を書く)
それにしても、少し前に日商エステムという不動産会社からのマンション投資を勧誘する電話はなかなかひどかった。
休日の21:00にこちらの都合も聞かずに話し始め、販売に有利になるデータのかけらを偉そうに出したり、マンション投資をやるつもりがないことを答えた後も「贅沢言うてる場合ですか!?」みたいな恫喝的な言い方をしてきてかなり不快だった。
そして隣に上司と思われる人がこちらが出した少し難しい質問に対する答えを横から言わせているのが丸聞こえというのが職場のブラックさを増幅させていた。
この会社のことを調べていくと、強引な販売手法やブラックな勤務実態が問題になっているようで、こうした販売方法をしなければならない時点でリスクが大きいのかな?と思わされる。
これからも時々勧誘の電話はくるだろうから、断るための論理武装を少しやっておこうかなと考えたりもした。
- 著者の作品について書いた記事
- 『投資信託でゆっくり確実にお金を殖やす』

- 本を購入する
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックスTOP : 全品送料無料に
- 本のことならHonya Club.comにおまかせ!
: 書店受け取りで送料無料
戦国武将たちの言葉とエピソードを紹介している作品。
必ずしも名言ばかりでなく、迷言・珍言なども含まれる。
有名な戦国大名の他に、多胡辰敬(たこときたか、尼子経久の家臣)や内藤如安(松永久秀の甥で、キリシタン大名)など、知る人ぞ知るようなマニアックな人物の言葉まで取り上げられている。
戦国の世から太平の世へ変化していく中、伊達政宗や加藤清正のようにうまく変化に適応できた者がいた一方で、「弓は袋へ」の言葉を残して表舞台から退場させられた福島正則などの対比が分かりやすい。
毛利元就が一族に残した数々の家訓や、高橋紹運(立花宗茂の実父)、松永久秀、長宗我部信親(元親の長男)らによる壮絶な最後に当たっての言葉、経験したからこそ分かる貧乏のつらさを語った前田利家や伊東義祐(日向の大名)の話など、読ませるエピソードが多い。
家康が大内義隆、山内憲政、今川氏真を武家の本分を忘れた三大バカ殿という扱い方をするなど他の武将を評価している話が面白かったり、小早川隆景(毛利元就の三男)や武田信繁(信玄の弟)が数多く語った名言から評価を上げたくなったところも印象に残る。
あくまで伝聞を元にしているので信憑性についてあやしいものもままありそうが、少なくとも彼らが言いそうなことだと受け入れられているわけで、これはこれで評価すべきなのだろう。
思っていた以上に濃い内容で、興味深く読んだ。
- 関連記事
- 『名将言行録 現代語訳』
- 『武将の言葉 決断力が身に付く180のヒント』
- 『「名将言行録」を読む―人生の勝敗を決める知恵の書』
- 『[新訳]名将言行録-大乱世を生き抜いた192人のサムライたち』
- 『名将名言録 一日一言』

- 本を購入する
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックスTOP : 全品送料無料に
- 本のことならHonya Club.comにおまかせ!
: 書店受け取りで送料無料