日付 | 記事タイトル |
2017/03/30 | 『医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣 - 縮退で考える健康・社会・生き方』 |
2017/03/29 | 『もうひとつの「孫子の兵法」 孫臏(そんぴん)に学ぶ勝つ極意』 |
2017/03/28 | 『信長は光秀に「本能寺で家康を討て!」と命じていた』 |
2017/03/27 | 『五輪景気を逃すな!J-REIT「金メダル」投資術』 |
2017/03/26 | 『出社が楽しい経済学』 |
2017/03/25 | 『『養生訓』 病気にならない98の習慣』 |
2017/03/24 | 『論語抄』 |
2017/03/23 | 『「街道」で読み解く日本史の謎』 |
2017/03/21 | 『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』 |
2017/03/18 | 『自分の価値に気づくヒント』 |
2017/03/15 | 『消えた都道府県名の謎 - 意外と知らない「ふるさとの成り立ち」47の物語』 |
2017/03/14 | 『成毛眞の超訳・君主論 - 人間の本質を見抜き、運命を味方につける方法!』 |
2017/03/13 | 『“迷わない心”をつくる論語100選』 |
2017/03/12 | 『保険会社が知られたくない生保の話』 |
2017/03/11 | 『渋沢栄一 巨人の名語録 日本経済を創った90の言葉』 |
2017/03/10 | 『残念な人の仕事の習慣』 |
2017/03/09 | 『先生も知らない世界史』 |
2017/03/08 | 『[新訳]論語 - 自分の生き方の基準をつくり上げるための百言百話』 |
2017/03/07 | 『なぜ、地形と地理がわかると世界史がこんなに面白くなるのか』 |
2017/03/06 | 『臆病者のための億万長者入門』 |
2017/03/05 | 『地政学リスク―――歴史をつくり相場と経済を攪乱する震源の正体』 |
2017/03/04 | 『ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉』 |
2017/03/03 | 『ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉』 |
2017/03/02 | 『いとしのムーコ(1)』 |
2017/03/01 | 『情報の強者』 |

著者が4人の一般人のキャラクターと対談する形式で、ふくらはぎをもむ健康法のメリットや健康維持の方法の数々、現代で問題と感じていることへの考えなどを語っている作品。
結論から言えば以前読んだ『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』と比較して目新しい部分や面白いと感じる部分はあまりなく、20分くらいの斜め読みで読み終えた。
ふくらはぎをもんだりさすったりすることの有効性は認識しているし、冷えへの対策や糖質を摂り過ぎることへの危惧、ウォーキングなどについては参考になるところもあるが、著者が意図している話の流れや主張、例えば現代は縮退の傾向があるとか昔は良かったみたいな話があまり好きになれなかったのが、きちんと読む気をなくした原因かと思う。
意識して普段と違ったことを経験してみるというところは重要だと感じたので、多少は試みる。
- 関連記事
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もうひとつの「孫子の兵法」 孫?(そんぴん)に学ぶ勝つ極意 (PHP文庫) | |
![]() | 福田 晃市 PHP研究所 2006-08-02 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 孫〓兵法―もうひとつの『孫子』 (ちくま学芸文庫) 中国の兵法に学ぶビジネスフレームワーク 超要点解説とキーワードでわかる・使える孫子の兵法 |
一般的に知られる春秋時代・呉の孫武が著したとされる『孫子』ではなく、戦国時代・斉の孫臏(そんぴん)が著したとされる『斉孫子』にある言葉を現代語訳と例を挙げて解説している作品。
1項目当たり見開き2ページで、読み下し文、現代語訳、中国史での例、著者の解説で構成されている。
兵が多いだけでもダメ、物資が豊富なだけでもダメ、装備が充実しているだけでもダメと、場所によっては韻を踏んでリズムが感じられる言葉があったりと、よみやすい文章になっている。
ただ著者の書き方はくせが強く、好き嫌いが分かれるような気がする。
他の人の訳書が多ければ比較しやすくなるので、他の人の作品も読んでみたいところである。
著者の作品は本書で2冊目だが、中国史上における(日本で知名度が低い人も含めた)名将たちが活躍している例を多く挙げているのが面白いので、こちらをメインで1冊くらい書いてほしいと思った。
(書いたけどボツになったとか、売れなかったということはあるかもしれないが・・・)
- 著者の作品について書いた記事
- 『超要点解説とキーワードでわかる・使える孫子の兵法』

本能寺の変は元々信長が自作自演である事件を起こそうと企て、実行を命じた腹心の光秀に裏切られたのではないかという見立てで書かれている歴史読み物。
基本的にはいわゆる陰謀説で、朝廷勢力、室町幕府勢力、そして信長政権内にいる協力者などの暗躍を推定していて、荒木村重の謀反が1回目の信長暗殺計画、そして本能寺の変が信長による謀略を逆手に取った2回目の暗殺計画に成功したという構図で描かれている。
著者も参考にしたと書いているように、明智憲三郎著『本能寺の変 427年目の真実』(ということは必然的に続編の『本能寺の変 431年目の真実』も)に近い形での考察がなされていて、著者によってこのように書き方が違うものなのかというところが分かる。
史料によっては本能寺が爆発したことを示唆するものもあるようだが、少し前に読んだ『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた』と比較すると、現象は同じでもそれに至る背景はかなり異なった形で捉えることができるのも興味深い。
本能寺の変はタイムマシンでも発明されるようなことでもなければ真相が解明されることはないと思うので、これもまた説のひとつとして楽しめた。
それにしても先日読んだ『秀吉ではなく家康を「天下人」にした黒田官兵衛』と同様に、誤字やケアレスミスの記述があちこちに入っているのはつくづく残念である。
歴史読み物ではしばしば見られるような気もするが、予算的な問題なのか、時間的な問題なのかとちょっと考えてしまった。
- 著者の作品について書いた記事
- 『秀吉ではなく家康を「天下人」にした黒田官兵衛』

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2020年の東京オリンピック開催やアベノミクスなどが投資環境を有利にしているとの前提から、J-REIT(東証で取り引きされる不動産投資信託)投資について解説している作品。
タイトルはダサいと思うが、内容は意外とまともなものになっていて、あまり知らなかったことも多く書かれている。
そもそもREITに関する入門書はそれほど多くないように感じているので、こうした本は貴重だと思う。
REITは株式に比べると値動きが緩やかで、価格が下がって分配金の利回りが高い時期に購入してインカムゲインを狙うという手法が基本のようである。
当然、安全性などのチェックも必要となる。
投資対象は大別してオフィス、商業施設、物流施設、マンションのような住居、ホテルなどがあり、これらの複合型、総合型のタイプも存在する。
この中では物流施設に投資するものに関心を持った。
(倉庫などの不動産投資にも関心があるが、価格やリスクが高くてとても手が出ないので・・・)
REITの指数に連動するインデックスファンドやETFについては特に書かれていないので、個別の銘柄と比較してどうなのか?という点については、他の本を読んだりデータに当たったりして調べることになる。
実際に投資してみないと分からないことも多いわけで、基準価格が安いものを試しに購入してみようかと考えている。
資産運用の本にありがちな変な危機感(国家債務とか年金とか・・・)を煽ったりもしなくて文章も読みやすく、まずまず興味深く読むことができた。
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- 『不動産投信で「儲け」と「副収入」を手に入れる! はじめてのJ-REIT完全ガイドブック』
- 『かめさん流スローな投資術―「金・株ETF・REIT」この3つだけで老後準備はOK!』
- 『元手ゼロ、毎月5万円で1億円つくる! 9マス分散式ではじめる積立投資信託』
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