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[抄訳]葉隠
[抄訳]葉隠渡邊 誠
PHP研究所 2009-07-14

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佐賀藩の家臣を引退した山本常朝が、現役の藩士である田代陣基(つらもと)に語った話をまとめた『葉隠』の言葉を現代語で抄訳して1項目当たり1ページで200項目にわたって解説している作品。

相手の面子をつぶさない形での意見、「昔に比べて・・・」と語る人には適度に言い返すこと、我慢しすぎてキレることの弊害、嫉妬やバッシングの避け方など、組織で生きる上での処世術には参考になるところも多い。

ただ、平和な時代になってから戦国時代の武士を尊ぶ感じが強いなど、精神主義でかっこつけたと思われる言葉も多い。
改めて、くせが強い古典だと再認識した。

あと時々、現代の価値観では理解しづらい話も書かれていて、それに対して著者のフォローが足りなかったのか、こちらの理解が足りないのか分からないが、消化不良なところもいくつかあった。

全体的には、そこそこという読後感となる。






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