読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2017/10/29『戦国武将の実力 - 111人の通信簿』
2017/10/28『30歳から読む論語 「自分磨き」のヒントが必ず見つかる!』
2017/10/26『中国古典に学ぶ 人を惹きつけるリーダーの条件』
2017/10/23『ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床』
2017/10/21『できる人の論語: 「自分の価値」を高める戦略』
2017/10/20『学問のすすめ (まんがで読破)』
2017/10/19『私の財産告白』
2017/10/17『がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密』
2017/10/16『勝ち上がりの条件 - 軍師・参謀の作法』
2017/10/14『秘伝・日本史解読術』
2017/10/12『エリートヤンキー三郎(1)』
2017/10/10『ブラタモリ 9 平泉 新潟 佐渡 広島 宮島』
2017/10/07『おれたちを跨ぐな!: わしらは怪しい雑魚釣り隊』
2017/10/06『応仁の乱 人物データファイル120』
2017/10/03『すっきりわかる! 超訳「故事成語」事典』
2017/10/01『茶の本 (まんがで読破)』


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戦国武将の実力 - 111人の通信簿 (中公新書 2343)
戦国武将の実力 - 111人の通信簿 (中公新書 2343)
小和田 哲男
中央公論新社 2015-10-22

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戦国武将を111人選び、先見性・統率力・教養・実行力・企画力の5つの基準で能力を評価し、その業績を解説している作品。
通説の評価だけでなく、最近の研究結果が反映されているのが特徴となるかと思う。

戦国武将ではどうしても合戦の話が多くなるが、本書では領国統治や経済政策についての話を多くしているのもポイントが高い。
例えば今川氏親による金山開発、長宗我部元親による商品作物の輸出、島津家でなされた貿易や独自通貨の発行など、伝記や歴史小説で扱われることが少ないと思われるので面白かった。

戸沢政盛や蠣崎(松前)慶広といった遠方の地方勢力、京極高次や亀井茲矩といった少しマイナーな武将、武田勝頼や別所長治のように敗者としてイメージが良くない武将など、必ずしも多くの人が選ぶとは思えない人物が掲載されているのも特徴がある。

パラメーターの評価は参考までというところだと思うが、解説文が読みやすさと興味深さのバランスが取れていてなかなか良かった。






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30歳から読む論語 「自分磨き」のヒントが必ず見つかる!
30歳から読む論語 「自分磨き」のヒントが必ず見つかる!
中島 孝志
マガジンハウス 2010-06-24

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『論語』の言葉を超訳し、現代でもすぐに理解しやすい形で仕事や人間関係、生き方などに応用できる形で語っている作品。

先日『できる人の論語: 「自分の価値」を高める戦略』を読み、そういえば以前購入したままになっていた同じ著者による本書を開いたところ、ほぼ同じ内容だった。

本書も『できる人の論語』も2000年に書かれた『休日にじっくり読む「論語」』という作品を加筆・再構成したものだそうで、タイトルが異なるので違った部分があると思い込んでいた。

買い物としては失敗だが、ブックオフで200円で購入してコストは抑えられているわけだし、たまにあることなのでそのあたりは割り切る。






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中国古典に学ぶ 人を惹きつけるリーダーの条件(日経ビジネス人文庫)
中国古典に学ぶ 人を惹きつけるリーダーの条件(日経ビジネス人文庫)
守屋 洋
日本経済新聞出版社 2010-05-07

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『史記』、『三国志』といった史書や演義もの、『論語』や『孫子』、『韓非子』といった思想書といった中国の古典から、リーダーが持つべき資質や心構えなどを解説している作品。

項羽と劉邦、劉備、曹操、孫権、諸葛孔明など、比較的有名な英雄たちのエピソードが多く扱われている。
その分、中国の古典に関する本を読んでいた場合、知らなかったマニアックな情報が少なくてつまらない。

著者の悪癖である、中国への礼賛が過ぎることや現在の日本への愚痴が多く出ていて、ハズレの方に転んでいた。
末尾には1986年に書いたものを加筆・修正したとあり、だから毛沢東や周恩来を褒める話が多かったのだと合点もいった。
(この時期は冷戦が継続していたこともあるので・・・)

読みやすくはあるが、あまりおすすめはできない。






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ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床
ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床
NHK「ブラタモリ」制作班
KADOKAWA 2017-09-15

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NHKで放送されている教養バラエティ番組「ブラタモリ」を書籍化した作品の第10巻。
富士の樹海、富士山麓、大阪、大坂城、知床を訪れた回を扱っていて、多分どの回もテレビでは見逃しているように思う。

富士の樹海では自殺の名所とされる青木ヶ原樹海を訪れていて、平坦で景色で区別がつけづらいために迷いやすい背景として、富士山の噴火による溶岩が形成したことが紹介されている。
また、樹海では磁石が北を指さなくなると言われているが、これは大げさに伝えられているもので、一部の岩によほど近づけなければそのようにはならないという。
この番組でしばしば利用される赤色立体地図は等高線では分かりにくい樹海を表現するために作り出されたという話もなされていて、興味深かった。

富士山麓の回では山梨県側にある富士吉田市を訪れている。
ここは江戸時代でも富士講による登山でにぎわっていたそうで、第7巻の伊勢のところで紹介されていた御師(おし)の方た登場していたことや、雪代による土石流を避けるために町全体を移転した話などが印象に残った。

大阪の回では上町台地と周辺の低湿地に直線が多い町を築いた秀吉の話がメインとなっていて、これまた第7巻での伏見の回とのつながりも出てくる。
そして大坂城では現在の大坂城は徳川秀忠の時代に秀吉の大坂城を埋め立てた上に築いたものという話がなされ、豊臣色を消すためにやったことなのに埋めたこと自体が忘れられていたという話が面白い。
大坂城の地下というシチュエーションは映画『プリンセス トヨトミ』を思い出した。

世界遺産となっている知床では火山や海底プレートの作用が生み出した地形の妙や、太平洋側で水産物が豊富に取れる背景、自然保護の最大の障害となる人間の手が入ることを防いだ地質など、ほとんど予備知識がない地域の話だったのでなるほどと思いながら読んだ。

この番組は自然が造り上げた地形が好きな人と、人間がさまざまに手を加えた地形や建造物、文化などが好きな人とで、好きな回が大きく異なってくるように感じている。
私はどちらかといえば後者が好みである。






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