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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2018/03/30『松下幸之助の私は「この生きかた」を大事にしてきた!―習慣にすると、「人生が必ずうまくいく」』
2018/03/29『機龍警察 未亡旅団』
2018/03/28『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている』
2018/03/27『新約聖書 (まんがで読破)』
2018/03/26『ドナルド・トランプ、大いに語る』
2018/03/25『「お金と経済」のルールを学ぶ! 名投資家の金言』
2018/03/22『繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史』
2018/03/21『「国境」で読み解く世界史の謎』
2018/03/20『HUNTER X HUNTER 1』
2018/03/17『銀行激変を読み解く』
2018/03/16『1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則』
2018/03/15『経済は地理から学べ!』
2018/03/14『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』
2018/03/13『ONE PIECE 1』
2018/03/11『1分間松下幸之助 逆境を力に変える不屈の人生哲学77』
2018/03/10『30歳から読む呻吟語 不遇・逆境なんかに絶対負けない!』
2018/03/09『日本細末端真実紀行』
2018/03/07『学校では教えてくれない日本史の授業 書状の内幕』
2018/03/06『蒼天航路(1)』
2018/03/05『結局、勝ち続けるアメリカ経済 一人負けする中国経済』
2018/03/04『1分間ドラッカー 最高の成果を生み出す77の原則』


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松下幸之助の私は「この生きかた」を大事にしてきた!―習慣にすると、「人生が必ずうまくいく」 (知的生きかた文庫)松下幸之助の私は「この生きかた」を大事にしてきた!―習慣にすると、「人生が必ずうまくいく」 (知的生きかた文庫)

大 久光
三笠書房 2006-04

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パナソニックの創業者である松下幸之助による81の言葉を紹介・解説している作品。

松下の言葉は平易な表現で心に響くものが多いと、改めて感じさせられる。

ただ、本書があまり入れなかったのは、ページの区切りが中途半端など構成がいまいちなのと、著者の解説文が必要以上に語りすぎているように感じられるところにあるのかもしれない。

松下の言葉を読むのなら、先日読んだ『1分間松下幸之助 逆境を力に変える不屈の人生哲学77』の方がいいと思う。






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機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ・ミステリワールド)
機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ・ミステリワールド)
月村 了衛
早川書房 2014-01-24

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機龍警察 自爆条項〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
黒警 (朝日文庫)
コルトM1851残月 (文春文庫)


近未来に警察庁に属する特捜部の機甲兵装(人が操縦する、パトレイバーやボトムズのようなロボット)が活躍する『機龍警察』シリーズの第4巻。

本作ではチェチェンでテロに遭った女性たちで結成されたテロリスト組織「黒い未亡人」が日本に入国し、自爆テロを含めたテロ活動を開始するところから話が始まる。

「黒い未亡人」はリーダーの「砂の妻」、元兵士で長剣を得意とする「剣の妻」、短剣を用いた変幻自在な動きが持ち味の「風の妻」を中心としていて、女性や子供しか搭乗できない小型の機甲兵装「エインセル」の使用や自爆テロを辞さない戦法に警察が後手に回るシーンが続き、被害が拡大していく。

また、特捜部主任の由起谷が六本木で半グレ集団を叩きのめした少女のカティアと出会ったり、特捜部理事官の城木が兄で与党副幹事長を務める宗方亮太郎が警察内部で特捜部の活動を妨害する<敵>の協力者ではないかという疑惑に苦しむなど、警察内部での話も多く描かれている。

本作では特捜部と合同で対応に当たる公安部外事三課課長である曽我部のくせの強さが印象に残る。
馬面で落語家みたいに間延びした話し方という先代の三遊亭円楽みたいな容貌に、饅頭やお汁粉のような甘いものに目がないことなど、一見とぼけた管理職に見せて実は切れ者というギャップが際立っている。

他の作品と同様に機甲兵装が暴れるシーンは重要なところのみで、それ以外では事件の背景や各人の経歴を描いているところが物語に厚みを加えていて好感が持てる。
また、新潟県警では「毘」(上杉謙信の旗印)のエンブレムをつけているといった小さなネタを入れているところもいい。

警察で配備されている機甲兵装の数が少ないような気がしたり、自衛隊の存在感がないようなつっこみどころは多少あるものの、ストーリーの重さとリアルさが押し切っていく。

本作も一気に読み進んでいったが、機甲兵装が市街地で暴れるような世の中にはなってほしくない。






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関連タグ : 月村了衛,

シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている (NHK出版新書 530)
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橋爪 大三郎
NHK出版 2017-10-06

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社会学者の橋爪氏が、大企業の幹部を対象とした講義で語った内容を本にまとめた作品。

四大文明とは古代文明(メソポタミア、エジプト、インダス、黄河)のことではなく、現代におけるキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教に大別した4種類の文明を指していて、日本人が違った文明に属する人と付き合うに当たって知っておくべきことを解説している。

また、共産主義では宗教を否定しているが、ソビエトでは神をマルクスやレーニン、聖書を『資本論』などに置き換えただけで行動様式はキリスト教(東方正教会)と同じであること、中国の共産党政権でも官僚システムなどが儒教によるものだとしていて、政治だけでなく行動様式においても宗教の影響が大きいことを指摘している。

まずはユダヤ教、キリスト教、イスラム教が属する一神教の話をしている。
唯一絶対の神、人間という存在の軽さや罪深さ、最後の審判といった、日本人には理解が難しい話をできるだけ噛み砕いて解説している。

次がヒンドゥー教の話で、カースト制度と輪廻思想のセット(いいことをすれば来世でいいカーストに入れるかもしれない)が長く続いてきた背景を説明している。
古代において下の身分にされた人々からすれば奴隷制度と比較するとカースト制度は「かなりまし」ということになる。

そして儒教の話がなされている。
儒教で政権交代には禅譲、世襲、放伐(易姓革命)の3パターンがあり、世襲で暗君が出現するデメリットを補うのが科挙による官僚システムという説明はかなり分かりやすい。
また、忠・孝という徳目で特に孝を重視するのは、庶民に家系への貢献をした達成感を与えることでつらい現実をなぐさめる役割があると語っているのも興味深い。

最後が日本の話で、日本は文明でないとか「空気」ばかり気にしてふらふらしているみたいなことがあれこれ書かれているが、あまり目新しい話はない。

一見非合理に見える信仰や行動様式も、考案された当初は救いになる部分やメリットが多かったことなどが分かり、自分の物差しで違う考え方の人々を判断することの難しさを教えてくれる1冊となった。






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『新約聖書』を漫画化し、イエスの誕生から復活、ペテロやパウロによる布教あたりまでを描いている作品。

概略は何かで読んだか、カトリック系の幼稚園にいた頃に教わっていたかで知っていたが、新約聖書の現代語訳みたいなものはまだ読んだことがなく、少し敷居が高い気もしたのでこの作品を読んでみた。

イエス生誕時のパレスチナの状況やイエスの布教に対する周囲の反応、弟子たちとのやり取り、パリサイ人のようなユダヤ教の保守派(?)などから吹っかけられた論戦などが描かれていて、概略の理解ができる。

後にイエスを裏切るユダがかなりの悪人面をしていて、これだとイエスが弟子にしたのは見る目がなかったからでは?という疑惑を持ってしまうが、それも見通した上でのことにするのが聖書の解釈なのかもしれない。

分かりやすく概略を理解してもらうという趣旨は、十分に果たされているのではないかと思っている。






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