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食の街道を行く (平凡社新書)
食の街道を行く (平凡社新書)
向笠 千恵子
平凡社 2010-07-16

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司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズを意識し、食事の道をたどって地元に方々から話を聞いたり考察したりしている紀行文。

以下の道が扱われていて、先日読んだ『日本「古街道」探訪 東北から九州まで、歴史ロマン23選』と重なる道も杯っている。
  • 海辺から山への道:鯖街道、ぶり街道、塩の道、鮑の道
  • 海上の道:昆布の道、醤油の道
  • 権力者がつくった街道:鮎鮨街道、お茶壷道中
  • 渡来食品が伝わった道:砂糖街道、豆腐の道、唐辛子の道、さつま芋の道

題材として食物が伝わったり運ばれたりした道というのは面白いテーマなのだが、著者の食物へのこだわり(国産とか無添加とか)をあれこれ語っているとこや、道中での経験の話があまり面白く感じない。

テーマを前面に出した形での紀行文というのは、教養要素と紀行文要素のバランス取りが難しいのだろう。
この点、『街道をゆく』や『ブラタモリ』はかなり高度な技術や工夫のたまものなのだろう。

もう少し構成が何とかならないのかというところもあるが、それなりに関心を持って読むことができた。






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