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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2019/04/29『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』
2019/04/28『1分間ジャック・ウェルチ 勝利に徹する不屈のリーダー戦略77』
2019/04/27『あなたの歴史知識はもう古い! 変わる日本史』
2019/04/26『賢者の投資 金融危機の歴史に学ぶ』
2019/04/25『ブラタモリ 18 秩父 長瀞 大宮 室蘭 洞爺湖 宮崎』
2019/04/24『妖怪 水木しげる画集』
2019/04/23『九州の関ヶ原』
2019/04/22映画『キングダム』
2019/04/21『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』
2019/04/20『おなかいっぱい食べてもやせる!キャベツダイエット』
2019/04/19『超訳 ニーチェの言葉』
2019/04/18『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』
2019/04/17『きまぐれ体験紀行』
2019/04/16『ラムネの飲み方』
2019/04/15『新釈菜根譚』
2019/04/14『システムの問題地図  「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色』
2019/04/13『「論語」生き方のヒント』
2019/04/12『世界史を「移民」で読み解く』
2019/04/11『ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語』
2019/04/10『驚きに満ちた日本を発見!! 奇跡の地形』
2019/04/09『「理系」で読み解くすごい日本史』
2019/04/08『並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史』
2019/04/07『まめたび大阪』
2019/04/06『承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱』
2019/04/05『1分間本田宗一郎 常識を打ち破る人生哲学77』
2019/04/04『江戸を造った男』
2019/04/03『ブラタモリ 17 吉祥寺 田園調布 尾道 倉敷 高知』
2019/04/02『齋藤孝のざっくり!日本史 「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる』
2019/04/01『田中角栄 100の言葉 日本人に贈る人生と仕事の心得』


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感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版
和田 秀樹
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017-01-26)



自分の感情の処理に持て余したり、感情的な行動に走って後悔してしまうことに対し、いかにうまく付き合って取り返しのつかない失敗をしないための方法を解説している作品。

感情的になることは当然として行動に移してはいけないことや、その行動が後でどのような影響を与えるかを考えることなど、この手の本にはありがちなことだが重要なことが書かれている。

分かりやすくて魅力あるイラストとともに書かれていたり、各章の末尾で復習となる2択問題が用意されているなど、工夫された作品だと感じた。






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GE(ゼネラル・エレクトリック)のCEOとして大企業病で停滞しつつあった状況を改革した、ジャック・ウェルチの言葉を見開き2ページの構成で解説している作品。

大胆なリストラ、実績と理念理解のどちらを重視するか?管理職は部下を気持ちよく働かせることが務め、評価はされるほうも大変だがする方もかなり大変ということなど、リーダーとして大きな組織を効率よく運営するための言葉が多く紹介されている。

ウェルチの言うAクラスプレーヤーではなくBクラスプレーヤーも厳しそうな自分には、あまり参考にならなかったかもしれない。






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関連タグ : 西村克己,




学校の教科書で教えられてきたり、小説やドラマ、映画などで印象付けられてきた歴史上の人物のキャラクターや事件の性質、さらには肖像画で描かれた人物などが、研究が進んだこともあって変わっているものもおおいことを紹介している作品。

既に知っている話が多く、新説の紹介も偏っているように感じたりもしたが、それなりに読みやすくはある。

面白かったのは千葉道場で学んで剣の達人というイメージのある坂本龍馬が、免許皆伝を取ったのは刀ではなくナギナタのもの、しかも低い階級のものだったというもので、実はそれほど強くなかったのではないか?という話で、司馬遼太郎による盛り方もあって人気がありすぎるようにも感じてきたので笑ってしまった。

他には源義経と山本義経という2人の義経の事績が混同された説や、井伊直弼が実は朝廷を尊重していたらしいこと、桜田門外の変での死因は斬殺ではなく銃殺だった可能性という話も興味深い。

あと、榎本武揚らの函館共和国は必ずしも日本からの独立を意図したものではなく、明治政府に対して旧幕臣の生活を保障するためのものであるとの文書が残されていて、あくまで旧幕臣の救済措置(のみ)だったという話にも少し驚いた。

時代劇などのヒーローや悪役のイメージが崩れてショックを受けるという人もいるかもしれないが、私はさほど気にならない。
なぜなら所詮はエンターテイメントでしかないと思っているからである。

それよりも、確かでなければ人物や事績をなかったことにしようとする傾向の方がちょっとどうかと思っている。
例えば聖徳太子がいなかったとするなら、多く残されている文書や法、美術品、建造物は誰によるものかという疑問に対する回答は必要と考えている。
古代史において日本の書物を軽視して隣国の記録を重視する人がしばしばいるところも気に入らない。

そこそこ楽しんで読むことはできた。






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賢者の投資
古賀 信行 (監修), 佐々木 文之 (編著)
東洋経済新報社 2015/12/18



野村ホールディングスの会長が監修し、野村證券投資情報部の方々が執筆した、経済危機が底を打つタイミングをどのように見計らうかを多くの事例から解説している作品。

最初に株式投資のポイントを少しと、そこからここ300年くらいの経済危機の事例として、どのようなパターンで危機に陥るか、教訓は何か、どのような対策で経済を回復させたかなどが書かれている。

読んでいったが、経済や金融、財政、国際機関などの予備知識がない身としてはよく分からないことが多くて読みにくい。
こちらの知識や理解力の問題かとも思ったが、執筆者の属性を考えると普段接しているのがこうした知識の深い富裕層の投資家で、そうでもない一般の人々でも分かりやすくという視点が不足していたためなのかもしれない。

どのような危機があったのかを知ることができたことで読んだ意義があったが、理解するにはハードルが高かった。






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