fc2ブログ
読んだ本の感想をつづったブログです。



仕事で活かす武士道
石川 真理子
内外出版社 (2018-03-17)



鎌倉時代の政治家・北条重時が遺した『極楽寺殿御消息』などから家訓を48選び、現代語訳および解説している作品。

重時は承久の乱の主将だった義時の三男、『御成敗式目』で知られる泰時の弟に当たり、初期の六波羅探題の北方のトップとして長年実績を上げ、後に泰時の孫の時頼が執権に就任した際は連署として補佐に当たるなど、鎌倉幕府の実力者として活躍している。
ただし承久の乱では幼年だったため従軍していないなど武将としての実績はあまりないようで、本書を読む限りだと政治家のイメージが強い。

書かれている家訓は現代でも通用しそうな話が多くてためになるが、著者の石原氏が語りすぎて残念な構成になっている。
まえがきで著者は「重時の家訓はくどい」と書いているが、著者の解説文もかなりくどく、自分のこととなるとよく分からないのかもしれないと感じた。

著者以外で、重時の家訓についての本を読んでみたい。





北条重時 (人物叢書)
森 幸夫
吉川弘文館 2009/9



にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト