fc2ブログ
読んだ本の感想をつづったブログです。



人生100年時代のらくちん投資 (日経ビジネス人文庫)
渋澤 健 中野 晴啓 藤野 英人
日本経済新聞出版社 2017/12/2



コモンズ投信、セゾン投信、レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)の独立系投信会社の社長3人が、これまでやってきた「草食投資隊」としての活動やそれぞれの投信の特徴、投資信託による長期投資が認めらるようになりつつあることなどを語っている作品。

過去の投資信託は販売する証券会社などの金融機関の意向が強く反映され、短期で売買させて販売手数料を稼ぐという個人投資家を搾取する方法が主流だったことに対し、3人はそれぞれ長期投資を意図した投資信託を安定して運営するために直販の仕組みを取り入れることになるまでの大変さが書かれていて、なかなか興味深い。
また、3人とも先駆者である「さわかみ投信」の創業者・澤上篤人氏に出会い、その熱量に当てられたことを語っているところもいい。

3人が対談しているところでは、中野氏が2人からインデックス投資派ではないの?と趣旨のことを聞かれたことに否定し、バンガード社の複数のインデックス投信を組み合わせるのも工夫が必要なことを語っていたり、インデックス投資とアクティブ投資をあまり対立的に扱うことへの不満、インデックス投資がアクティブ投資に勝ることを主張する学者の悪口などにも話が及んでいて、それぞれのキャラクターの違いを知ることができる。

著者たちが運営する投信の中では「ひふみ投信」の積み立てを行っていて、今後も続けようというモチベーションを与えてくれる作品で、分かりやすい内容なのも良かった。





投資バカの思考法
藤野 英人
SBクリエイティブ 2015/9/11



にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 藤野英人,