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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2019/10/29『面白いくらいすぐやる人に変わる本: 「いろんなこと」がサクサク片づく心理学』
2019/10/27『バカとはつき合うな』
2019/10/26『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 現代編』
2019/10/25『2020長谷川慶太郎の大局を読む』
2019/10/24『東大教授が考えるあたらしい教養』
2019/10/23『怒らない 禅の作法』
2019/10/22『街道で読み解く日本史』
2019/10/20『働く人のためのアドラー心理学 「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』
2019/10/19福岡市美術館「仙厓―小西コレクション」展
2019/10/18『戦国時代前夜 応仁の乱がすごくよくわかる本』
2019/10/17『中国奇想小説集: 古今異界万華鏡』
2019/10/16『日本史の新常識』
2019/10/15『禅が教えるビジネス思考法』
2019/10/14『故事成句でたどる楽しい中国史』
2019/10/13『生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話』
2019/10/12『読むだけですっきりわかる現代史 国連成立から冷戦の終わりまで』
2019/10/11『「いいこと」がいっぱい起こる!老子の言葉: ほっとする!道が開ける!「タオ」の智慧』
2019/10/10『経済で読み解く日本史② 安土桃山時代』
2019/10/09『水戸光圀語録―生きつづける合理的精神』
2019/10/08『入門 ビットコインとブロックチェーン』
2019/10/07『いちいち気にしない心が手に入る本: 何があっても「受け流せる」心理学』
2019/10/06『ローマ人の物語 (13) ユリウス・カエサル ルビコン以後(下)』
2019/10/05『ローマ人の物語 (12) ユリウス・カエサル ルビコン以後(中)』
2019/10/04『ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上)』
2019/10/03『会社四季報 2019年4集秋号』
2019/10/02『1分間コトラー 顧客を虜にする戦略的マーケティング77の原則』
2019/10/01『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』



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考え込んだり後回しにしたりで、予定されたこと、したいこと、しなければならないことなどで忙しくなってしまう状態に対し、いかに物事を先にこなしていくかという方法のヒントを紹介している作品。

既に知っているができていないこと、何となくそうだろうと感じていたが意識はしていなかったこと、初めて知ったかもしれないことなどとさまざまだが、なるほどと思える手法が多い。

この中では、相手があることだと先にこちらの希望の時期や場所などを提案していくことや、いつでも・何回でもできることではなくて1回限りでやってしまう気持ちで実施すること、自分の中で締め切りを早めに設定して実施すること、あえて多くのタスクを設定して効率よくこなすよう自分自身を追い込むことなどの話が印象に残る。

どうしても作業が進まない時のことを考えて余裕のあるスケジュールを組みがちだが、いつでもそれがいいかというと必ずしもそうでもないことに気づかされ、自身の処理能力を高めるには能力よりも少し上(と思われる)忙しさが必要なのだろう。

著者の作品は本書でもまた参考になる話が多くて、興味深く読むことができた。






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バカとつき合うな
堀江貴文 西野亮廣
徳間書店 2018/10/26



ホリエモンとキングコング・西野による共著で、嫌いなタイプのバカの類型とそうした人物がなぜ嫌いで避けてきたのかを、それぞれの経験や考え方を踏まえて語っている作品。
後半ではお互いを好きなタイプのバカである理由や、自身のバカさのタイプについて語っている。

「我慢を美徳にしたがるバカ」、「「自分の常識」を平気で振りかざすバカ」、「付き合いを強要するバカ」、「善意なら何でもありのバカ」、「バカを笑って、自分は棚上げのバカ」など、分かりやすくて迷惑なバカから、必ずしも他人に迷惑をかけるわけでもないが嫌いなタイプのバカなども含め、web漫画家・やしろあずき氏のイラストとともに紹介されている。

2人がさまざまなことに積極的に手を出すことや、経験から無駄と思えることなどをしないようにしていることが伝わり、それの中でも「バカとうき合うこと」にかなりのストレスを感じてきたであろうことが分かる。

書かれている意見の中でも、「熟練して飽きたら(求められていることではなく)新しいことに手を出して失敗することが多い」ことや、「未来に縛られた例として、考えすぎて行動できないことの問題」などが印象に残る。
後者はおそらく、未来から逆算したり考えをめぐらすことが問題なのではなく、その結果として行動できないことが問題なわけで、結果として予測や思考に基づき行動をしているのであればいいということなのだろう。

2人のそれぞれの考え方に共感しやすい部分、しづらい部分はあるものの、理屈立てて分かりやすく書かれているので、興味深く読むことができた。






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1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 現代編
デイヴィッド・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム (著),
小林朋則 (翻訳)

文響社 2019/8/23



世界の教養の入り口になる人物や事件、団体などを365項目紹介しているシリーズの第3作で、現代編。
このシリーズは初めて読んだ。

人物、文学、音楽、映画、社会、スポーツ、大衆文化の7分野に大別し、それぞれを曜日ごとに設定して1日ずつ読む場合は切り替えをしやすく工夫したのだろうと思われる。
私は1日ずつ読むつもりもなかったので、無視して興味があるところだけどんどん読み進めていったが・・・

アメリカ人が書いたものなので、「世界の教養」ではなく「アメリカの教養(というか雑学)」ではないか?と思う項目も多い。
特に、文学、音楽、映画などの分野はあまり詳しくないし、実際に観たり聴いたりしなければ分かるものでもなく、興味の持ちようがなくてスルーしたところも多い。

野球ではベーブ・ルースはある程度知っていたとして、名前くらいは知っていたレベルの、サイ・ヤング、ジョー・ディマジオ、タイ・カッブ、ジャッキー・ロビンソン、テッド・ウィリアムズなどの業績や活躍した時代を知ることができたのはちょっと興味深かった。

また、アメリカ第一委員会(アメリカを第二次世界大戦に参戦させないことを目的に設立された団体)やマンソン・ファミリー(大量殺人をやらかしたカルト宗教団体)、テロや人種差別にまつわる事件など、アメリカ近現代史の闇に関する話も印象に残る。

面白いかどうかは判断が分かれそうだが、興味のある項目に目を通しておく価値はあったと思う。
本書はアメリカ寄りすぎるので、日本人でこの手の作品を誰か書いてくれないかな?とも思ったが、それほど面白くならなそうな気もする。




1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
デイヴィッド・S・キダー&ノア・D・オッペンハイム (著),
小林朋則 (翻訳)

文響社 2018/4/27


1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編
デイヴィッド・S・キダー (著), ノア・D・オッペンハイム (著),
パリジェン聖絵 (翻訳)

文響社 2019/4/12


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2020長谷川慶太郎の大局を読む
長谷川慶太郎
徳間書店 2019/10/11



先日逝去された長谷川慶太郎の遺作に当たり、翌年以降の世界情勢に関する分析や見通しを語っているシリーズの最終巻。

米中貿易戦争、令和となった日本の見通し、身の程知らずな主張を繰り返す国の末路、ドイツやイギリスの大変さなどを分かりやすく解説している。

まず印象に残ったのは、米中貿易戦争は第二次世界大戦前のブロック経済のように「自国以外を締め出す」形ではなく「特定の国だけを締め出す」形なのと、どちらの国も大国で貿易依存度がさほど高くないことから、世界経済への影響が思われているほど大きいわけでもなく、他の国、例えば中国の代替先として東南アジアなどは漁夫の利を得る結果となる話である。

トランプ政権が2020年の大統領選挙のために分かりやすい成果を欲しがっていることで交渉相手国から足元を見られている事情も書かれていて、難航しそうと思われていた日米貿易協定でもTPPと同じレベルで早い段階で妥結したのも、この文脈から解説されている。
安倍首相がアメリカから(中国の報復関税でだぶついた)トウモロコシの輸入を決めた話も書かれていて、選挙の激戦区がトウモロコシの大産地という事情からもトランプへ大きな貸しとなったとしていて、大局的な観点からすると大きな効果を上げそうである。

日本がアメリカ抜き・11か国でのTPPを成立させたことは日本外交史上の大成果としていて、同感であるとともに評価する報道があまりに少ないことに不満を感じたりもする。
著者はさらに、TPP11と日欧EPA、さらにはメルスコール(ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイの貿易協定)が合体することもありうるとしていて、成立できれば世界経済の40%近くの自由貿易圏ができるのでちょっとした夢がある。
(メルスコールとの統合にはペルーやチリが反対しそうな気もするが)

他にもトランプと金正恩の成果のなかった会談、安倍首相とイランのハメネイ師やロウハニ大統領との会談、日韓関係でのトラブル、ドイツの苦境、イギリスの混乱などが扱われている。

本書が最後の作品となって次が読めないのは非常に残念だが、これまでいろいろなことを著作を通して教えてもらったと思っている。
著者が遺したという、この言葉も印象に残る。
「中国共産党は必ず崩壊します。皆さん有難う。老人はハイ、さようなら」





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