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読んだ本の感想をつづったブログです。



1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 人物編
デイヴィッド・S・キダー (著), ノア・D・オッペンハイム (著),
パリジェン聖絵 (翻訳)

文響社 2019/4/12



『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』シリーズの第2作で、人物編。
365人の簡単な伝記みたいな構成になっていて、指導者、哲学者・思想家、革新者、悪人、文筆家・芸術家、反逆者・改革者、伝道者・預言者の7つのカテゴリーに分けて輪番で紹介されている。

「アメリカ人がアメリカ人向けに書いた」本という性質上、アメリカ人が多くなるのは当然で、特にモルモン教やクエーカー教のようなアメリカで生まれたキリスト教系の新興宗教の創始者や、黒人や女性の地位向上に尽力した活動家たち、マフィアや暗殺者、爆弾犯、詐欺師のような悪人などが印象に残った。

中でも作品や研究実績を知らなければ理解しづらい哲学者や作家、科学者などと違い、悪人はやったことがある意味明快なので、どうしても読むところが多くなった。
言葉は知っていたが詳細は知らなかった「バウンティ号の反乱」や「切り裂きジャック」などの話も扱われていて、悪人列伝みたいな本の方が売れるような気もする。

選ばれた人物では思った以上にイスラム圏の人物が多かったり、中国や日本の人物が少ないのが予想通りだったりした。
選ばれていてもおかしくないのに選ばれていない人物ではエジソン(同時代のグラハム・ベルやニコラ・テスラは入っている)やキング牧師、ヒトラー(ムッソリーニは入っている)、ポル・ポトなどが挙げられ、その編集意図がどうなのかも興味深い。

扱われている人数が多くて一読しただけで覚えられるものではないが、どのような人がアメリカ人から見ると有名なのかの一例として知ることができる。






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