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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2019/12/24『REPLAY -なんばHatch単独公演-』
2019/12/22『ふしぎなキリスト教』
2019/12/14『お金は「歴史」で儲けなさい』
2019/11/27『調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意』
2019/11/10『勇敢な日本経済論』
2019/11/03『椎名誠[北政府]コレクション』
2019/10/25『2020長谷川慶太郎の大局を読む』
2019/10/17『中国奇想小説集: 古今異界万華鏡』
2019/09/25『ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)』
2019/09/20『SIMPLE』
2019/09/16『日本人が知らない 真実の世界史』
2019/08/21『銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎』
2019/07/08『30の名城からよむ日本史』
2019/07/01『シニア&初心者に捧げる 我が70年の投資哲学』
2019/06/14『組織サバイバルの教科書 韓非子』
2019/06/08『それでも強い日本経済! 世界は新冷戦へ突入』
2019/06/07『貞観政要』
2019/05/15『2019年表と裏で読み解く日本経済―米中覇権戦争が生むポスト平成の正体』
2019/04/18『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』
2019/04/09『「理系」で読み解くすごい日本史』
2019/03/28『会社四季報 2019年2集・春号』
2019/03/26『日本史のミカタ』
2019/03/19『ヘンな浮世絵』
2019/03/14『大津絵 民衆的諷刺の世界』
2019/03/13『個性豊かな西南の古都を“歴史の謎解き”めぐり 九州の城下町を古地図で歩く本』
2019/02/17パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ61-W
2019/01/29『徳川家康の江戸プロジェクト』
2019/01/17『バトルスタディーズ(1)』
2019/01/03『超訳 君主論―マキャベリに学ぶ帝王学―』



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日付記事タイトル                                      
2019/12/29『森を守る文明・支配する文明』
2019/12/28『会社四季報 2020年1集新春号』
2019/12/27『〈マンガ〉有価証券入門―手形・小切手から株・債券まで』
2019/12/26『はじめて読む人のローマ史1200年』
2019/12/25『キキ&ララの『幸福論』 幸せになるための93ステップ』
2019/12/24『REPLAY -なんばHatch単独公演-』
2019/12/23『世界史のミカタ』
2019/12/22『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理』
2019/12/21『科学は、どこまで進化しているか』
2019/12/20『ふしぎなキリスト教』
2019/12/19『理系のための中国古典名言集』
2019/12/18『ハローキティの「道をひらく」』
2019/12/17『他人を元気にすると自分も元気になれる魔法のルール -「吉本流」しあわせ引き寄せ術』
2019/12/16福岡市博物館「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」展
2019/12/15『超訳 論語 孔子に学ぶ処世術』
2019/12/14『お金は「歴史」で儲けなさい』
2019/12/13『癒されたい日のぼのぼの』
2019/12/12『REMIND』
2019/12/11『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』
2019/12/10『土星の衛星タイタンに生命体がいる!: 「地球外生命」を探す最新研究』
2019/12/09『ボルヘス怪奇譚集』
2019/12/08『[新訳]孟子 「孔子の正統な後継者」が唱えた理想的なリーダーの心得』
2019/12/07『ローマ人の物語 (16) パクス・ロマーナ(下)』
2019/12/06『ローマ人の物語 (15) パクス・ロマーナ(中)』
2019/12/05『ローマ人の物語 (14) パクス・ロマーナ(上)』
2019/12/04『格差社会で金持ちこそが滅びる』
2019/12/03『人は暗示で9割動く! 人間関係がラクになるコミュニケーション心理術』
2019/12/02『1分間君主論 差がつく実学教養3』
2019/12/01『幕張サボテンキャンパス(1)』



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安田 喜憲 (著)
PHP研究所 (1997/09)


環境考古学者による、日本に現存してかつてはメソポタミアやドイツにも存在した森の恵みを尊重する文明と、キリスト教などに代表される砂漠から生まれて自然を支配しようとする文明の違いなどを語っている作品。

森の文明では蛇や牛、大地母神などが崇拝される傾向にあり、日本だけでなく例えばギリシア神話のメデューサやミノタウロスも、元々は地元で崇拝された神々だったのが、その後に地域を支配したギリシアやローマの文明から怪物に格下げされ、貶められていったようなことが書かれていて、他の本でも読んだことがあるような気がして納得しやすい。

気候の変動が歴史に及ぼした影響なども書かれていて、例えばヨーロッパでペストが大流行した背景には、森を伐採しすぎてペストを媒介するネズミの天敵が少なくなっていたことを挙げているのがなるほどと思った。

その時期に実施されていた魔女狩りについても、森の信仰の中心である大地母神を弾圧していた一面もあるという話には少し驚いた部分もある。

他にも著者が中東で実施していたレバノンスギの救済活動や、中国での森林伐採の背後に日本の宗教団体が暗躍しているという話、こだわりの文明といいとこどりの文明の違いなどについても語られている。

シリアが内戦で簡単には行ける場所ではなくなったなど少し古くなったところもあるが、著者の他の作品にもみられるような環境から社会や歴史を捉えている話を興味深く読むことができた。






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東洋経済新報社 (2019/12/13)


株式投資で企業分析をするためのデータブックの定番となるシリーズの、2020年第1集。
ついに購入するのが4冊目となった。

基本的には銘柄でチェックしているポイントは前回読んだ『会社四季報 2019年4集秋号』の頃と変わっていないが、さすがに以前よりもチェックに要する時間が短くなったような気がする。
(主に、関心のない銘柄をスルーする速度が上がったのだと思う)

気になった銘柄のページに折り目をつけてチェックできるようにしているのだが、前回もチェックした企業と同じところに折り目を入れていることに気づき、今のところはそれほど価値観が変わっているわけでもないことを再認識したりもした。

現在は株価が好調とされていて購入するタイミングに適しているかどうかは分からないが、比較的安い銘柄を低めの指値でいくつか購入してみようとしている。

調べることにはそこそこ時間を使っているが、素人が考えすぎてもあまり意味がないような気もするので、適当さを念頭に置いて投資を行っている。





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多比羅 誠(監修), 広岡 球志(著)
サンマーク出版 (1995/10/1)


会社の経理課に配属された人物が、先輩から手形、小切手、株券、債券といった有価証券の種類や機能などを教えてもらう形式で描かれた漫画。

部屋の本棚で見つけ、なぜ買ったのか考えたらおそらくビジネス実務法務検定3級の勉強をしていた頃に役立ちそうだと思って購入して読んだような記憶がある。

出たのが1995年ということで、長銀、日債銀、興銀、東京銀行など、その後合併したり倒産した銀行の名前が出てくるのが時代を感じさせる。
また、その後に株券が電子化されたことで株券というものの実物を見る機会が減ったり、法律の改正などで古びた部分が出ているかもしれないので、そのあたりも注意する必要がある。

そうしたところを除くと、基本的な有価証券の機能については現在でも通用する話だと思われるので、当時は分かりやすい作品だったのだろう。






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