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読んだ本の感想をつづったブログです。



三浦 正幸 (監修, 監修)
実業之日本社 (2009/6/27)


日本の45の城を紹介し、構造的な特徴やエピソードなどを解説している作品。

似たテーマの作品である『30の名城からよむ日本史』に掲載されていない城だと、

弘前城、仙台城、白石城、米沢城、名胡桃城、忍城、春日山城、丸岡城、一乗谷館、躑躅ヶ崎館、小諸城、松本城、田中城、山中城、犬山城、彦根城、安土城、観音寺城、竹田城、柳本城、岡山城、備中松山城、萩城、丸亀城、宇和島城、佐賀城、鹿児島城

と27が扱われている。

この中では特に、名胡桃城(小田原攻めのきっかけになった)、小諸城(周りより低い場所に城がある)、柳本城(古墳に建設された、松永久秀や織田有楽斎にゆかりのある城)、田中城(武田流の円形の縄張りが特徴)などが編者の嗜好が感じられて面白い。

そしてNHKで放送されている教養バラエティ番組「ブラタモリ」で扱われていた、弘前城、彦根城、名古屋城、大坂城、上田城、仙台城なども扱われていたので、その時の放送や書籍化された作品のことを思い出したりもした。

ただ、この手の作品では毎回文句を言っているような気がするが、城の周辺を図解した地図や、縄張り図などが掲載されていないため、地理的な話や建設上の特徴などを文章で書かれてもいまひとつ伝わってこない。
しかも、各章についている地方ごとの城の位置の図が怪しい(例えば佐賀城が実際よりかなり西寄りに書かれている)のも、読んでいてテンションが下がる一因になっている。
数を多く紹介するのもいいが、地図や縄張り図などににページを割いてもらった方がありがたい。

構成や文章に粗さがあるが、まずまず興味深く読むことができた。





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