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読んだ本の感想をつづったブログです。



ロム・インターナショナル (編集)
河出書房新社 (2004/6/15)


江戸・東京のそれぞれの土地で、かつて何が建てられていてどのように利用されていたかや、近代から現代にかけてどのような変化があって現在に至るかを紹介している作品。

現在は繁華街となっているところ、例えば秋葉原や広尾などが江戸時代は郊外の田園だったり、火除け地として空き地になっていたなど、その変化が大きいことに改めて驚かされる。

また、家康が入ってから埋め立てがなされた土地、各所にめぐらされていた堀や水路、水門や溜池といった地名に残るインフラ工事の話も興味深い。

過去に読んだ作品では『ブラタモリ 17 吉祥寺 田園調布 尾道 倉敷 高知』で紹介された吉祥寺にその名の寺がない理由や、『日本「古街道」探訪 東北から九州まで、歴史ロマン23選』で扱っていた石灰の道(青梅街道)や密貿易にも使用された絹の道(八王子→町田→横浜)の話も出てきて、記憶を呼び起こしながら読んだりもした。

この手の作品にありがちな、図解が不足しているという弱点(おそらくページの都合で難しい)はあるが、広く浅く紹介されていてそこそこ面白かった。




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