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読んだ本の感想をつづったブログです。



小和田 哲男 (著)
NHK出版 (2012/2/23)


NHKで放送されていた歴史番組「さかのぼり日本史」の江戸時代初期(豊臣家滅亡)から室町時代にかけての部分を書籍化した作品で、主に経済の観点から解説されている。

家康が豊臣家の財力に勝つために取ってきた手段、秀吉の経済政策や経済力を用いた戦い方、信長による兵農分離の衝撃、応仁の乱以降に発生した戦国大名たちの経済振興策などが書かれている。

既に知っている内容も多いが、例えば秀吉が北陸の商人たちと手を組んで日本海交易で稼いでいた話や、小瀬甫庵が『甫庵太閤記』の中で秀吉のことを「算勘にしわき男」と評されていた話、北条氏康がそれまで地域ごとにまちまちで市が開かれていたのを重ならないように調整することで商業振興を図ったエピソードなどはあまり知らなかったので興味深く読んだ。

分かりやすく書かれていて、まあまあ良かったと思う。




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