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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2021/10/30『決してマネしないでください。(3)』
2021/10/28『092』
2021/10/27『戦国武将の土木工事』
2021/10/26『世界一安全な "米国債" 投資の教科書』
2021/10/25『ドラえもん名言集「のび太くん、もう少しだけがんばって」』
2021/10/24『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議4』
2021/10/23『ざんねんな名言集』
2021/10/22『信長 空白の百三十日』
2021/10/21『山田全自動の懐かしあるある』
2021/10/20『だから拙者は負けました。日本史の敗者たちの“しくじり"と言い訳』
2021/10/19『決してマネしないでください。(2)』
2021/10/18『孫子に学ぶ「最高のリーダー」: 会社・チーム・部下を“絶対勝たせる人”』
2021/10/17『素材採取家の異世界旅行記』
2021/10/16『地図でスッと頭に入る戦国時代』
2021/10/15『項羽と劉邦、あと田中 3』
2021/10/14『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議3』
2021/10/13『会社四季報 2021年4集秋号』
2021/10/12『ログ・ホライズン11 クラスティ、タイクーン・ロード』
2021/10/11『もしも桃太郎が少年ジャンプの連載だったら』
2021/10/10『日本史を変えた八人の将軍』
2021/10/09『決してマネしないでください。(1)』
2021/10/08『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
2021/10/07『項羽と劉邦、あと田中 2』
2021/10/06折りたたみできる リング ロッキングチェア ・ ふかほか クッションセット
2021/10/05『教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~』
2021/10/04『カオスだもんね! 12 ボルナッス編』
2021/10/03『100円ちゃりんちゃりん投資 ―100円が101円になれば大成功』
2021/10/02『項羽と劉邦、あと田中』



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蛇蔵 (著)
講談社 (2016/2/23)


多大な業績を残した科学者たちのぶっ飛んだエピソードを、理系の学部にある実験サークルでのやり取りを通じて紹介している漫画『決してマネしないでください。(1)』のラストとなる第3巻。

数学者たちが証明に360年かかったというフェルマーの最終定理、ガリレオの有名なエピソードは弟子が創作したという話、グラハム・ベルが電話の発明で特許を取った際の逸話、アインシュタインやキュリー夫人(マリー・キュリー)の異性関連でのやらかしなどが親しみやすい形で描かれている。

中でも、ヘンリー・キャベンディッシュという大富豪で極端な人嫌いという人物が、先進的な発見をいくつもしていたのにほとんど発表しなかったという話が印象に残った。
現代でも、発表されていないがすごい発見というのは実はそれなりにあるのかもしれない。

メインとなる大学内での話でも、掛田と飯島さんの話やお笑いロボコンやその後の打ち上げでの騒動などが描かれていて、まあまあ面白いし、上記の科学者のエピソードとの関連付けも無理なくできているように感じる。

ためになって面白いシリーズだと思う。





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HKT48
Universal Music (2017/12/27)


4年前に出た、HKT48のファーストアルバム。
12月にセカンドアルバムが出るというニュースを知り、本作を購入して聴いてきたことを思い出した。
タイプA、タイプB、タイプDを購入していて、タイプCはまだ購入していない。

CDの1枚目は全タイプで共通でシングル曲が収録されていて、2枚目はカップリング曲やオリジナル曲がタイプ別に収録されている。

HKT48のコンサートで定番になっている感がある「大人列車」や「HKT城、今、動く」、初期のチームT2曲の「空耳ロック」、ドキュメンタリー映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』の主題歌で上野遥がセンターを務める「Chain of love」など、先日福岡で実施されたリクエストアワーでランクインした曲も多く、それぞれの曲が出た頃のHKT48のことを思い出して懐かしくなったりした。

本作から4年経過し、シングルCDでも『早送りカレンダー』、『意志』、『3-2』、『君とどこかへ行きたい』と4作出ていて、カップリング曲もそれに伴い多数あるので、次のセカンドアルバムもチェックしておく。





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関連タグ : HKT48,


豊田 隆雄 (著)
彩図社 (2020/11/17)


城郭、城下町、道路、港湾、治水、鉱山など、戦国武将たちが手掛けたインフラ構築の事績を紹介している作品。

信長、秀吉、家康、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗、松永久秀、蒲生氏郷、加藤清正、大友宗麟、長宗我部元親、池田輝政、今川義元、明智光秀、北条氏、朝倉氏、小早川隆景など、一定以上の知名度がある武将たちが扱われている。

初めて知って少し驚いたのは武田信玄の業績とされている「棒道」や治水事業が信玄1人の業績として過大に評価されてきたらしいことや、金山衆という金山開発をしてきた人々が信玄の家臣というよりも請負業者のような立場だったことなどで、徳川家や地元の人々による信玄伝説の部分も大きいのだろう。
もちろん実際に信玄がインフラ構築に尽力していたのは確かなことのようで、駿河を手に入れた後に江尻で港湾整備した話も書かれている。

派手なイメージがある伊達政宗が仙台平野の治水に成功して大幅な増収を得ていたことや、猛将というイメージがある加藤清正が武将よりも行政官僚としての業績の方が高くて治水や新田開発での成果を上げていた話、大地震からの復興でも威信にこだわって無理やり伏見城再建をやって評価を落とした秀吉と、地震と津波の被害を受けて街道の内陸への移転、津波を弱める効果もある運河の建設、防潮林の整備、塩田開発などを実施して評価を上げた政宗の明暗などの話が面白い。
この辺りの話を読むと、政宗や清正はイメージ戦略もうまい印象があり、現代で政治家になったとしても成功できそうな気がする。

さまざまな戦国武将や地域の話が書かれていて、興味深く読むことができた。




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能登清文 (著)
ごま書房新社 (2021/8/31)


タイトルにある通りの米国債投資と、その応用編としてのドル建て社債への投資を勧めて紹介している作品。

この手の作品で以前読んだ『証券会社が売りたがらない米国債を買え!-絶対減らしたくない、でも増やしたい人のための資産運用術』と似ているだろうと思っていたが、ドル建て社債への切り替えをする手法は多分初めて読んだと思うので、この点が非常に参考になった。

相場が株式有利の時期は相対的に国債が安くなるので米国債を買い増していき、株式が下がって国債が上がったタイミングで米国債を売却してキャピタルゲインを得、株式に連動して値下がりするドル建て社債を購入して高い利回りでインカムゲインを得るという形となっている。

また、債券投資を得意とする北海道にあるFPL証券という証券会社のことも知らなかったので、少し調べてみようとも思った。

不安に感じたのは債券は株式における東証みたいなオープンなマーケットで売買されるものではないため、証券会社の提示した買値・売値で売買するしかないところだが、そういう性質の金融商品ということなのだろう。

それと、米国債の比較対象として米ドルのMMFや外貨預金などを挙げていたのはいいとして、先進国債券に投資する投資信託やETFあたりとの比較も入れてほしかったかな?とも感じた。

全体的にはあまり知っているとは言えない債券投資の手法がさまざまに紹介されているところに刺激を受け、興味深く読むことができた。





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