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廣井 悠 (著), 地下街減災研究会 (著)
河出書房新社 (2018/3/9)


日本各地の地下街の成り立ちや変遷、防災対策、利用しやすくなるための工夫などを紹介している作品。

全国の地下街が一通り紹介されていて、都市によってあったりなかったりするのがしばしば意外だったりする。
例えば盛岡市にはあって仙台市にない、高岡市にあって金沢市にない、小田原市にあってさいたま市や千葉市にない、松山市にあって高松市にないなど、必ずしも人口規模だけではないようである。

地下街の路上に看板やワゴン車が置かれていないのは通路が道路として扱われるという法律上の理由からといった話や、地震、火災、浸水といった災害への対策、IT化や老朽化への対応など今後の見通しなど多くのトピックが扱われている。

執筆者たちが都市防災や建設関連の専門家が多いためそちらの話題が多い傾向にあるが、地下街の魅力を再認識できたり、どのような工夫がなされているかを知ることができたりと、興味深い内容だったと思う。




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