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読んだ本の感想をつづったブログです。



井出 真吾 (著)
日本経済新聞出版 (2022/5/11)


近年の情勢の変化を踏まえた上での、資産形成について語っている作品。

まず印象に残ったのは、日本株はこれから上昇トレンドに入っていくので積み立て投資ではなく一括投資の方がいいとしているところで、根拠として日本の株価と、著者が作った「身の丈グラフ」の乖離が小さくなったことを挙げている。

この「身の丈グラフ」というのは株価の適正水準はこれくらい、というグラフで、2010年頃までは 実際の株価 > 身の丈グラフ となっていてバブルとも言える状態だったのが、それ以降は概ね同じくらいの水準で推移するようになったようである。
身の丈グラフの根拠は?とか、身の丈グラフが上がる根拠は何?という疑問はあるが、楽観的な話を読むのは気分的に悪くない。

今後物価が上がっていって預金は実質的に目減りを続けるという見通しについてはその通りだと思っていて、長期投資をすることでリスクとリターンのコントロールをしていくという話は受け入れやすい。

他にもROE(自己資本利益率)をどのように捉えるか?や、ポートフォリオの組み方、リバランスなどの話をしているが、この辺りの話は少し前からチェックするのが面倒臭くなっていてあまり気にしなくなったので、流し読みする形になった。
関心がある人にとっては興味深い内容だと思う。

それなりに参考になる部分もあったので、読んだ意義はあったと思う。




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