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読んだ本の感想をつづったブログです。



日付記事タイトル                                      
2022/08/30『39歳からのシン教養』
2022/08/29『アサーティブ―「自己主張」の技術』
2022/08/28『結果を出して定時に帰る時間術』
2022/08/27『熊本のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』
2022/08/26『ビーサンはなぜなくなるのか?』
2022/08/24『戦略は歴史から学べ 3000年が教える勝者の絶対ルール』
2022/08/23『世界史のなかの戦国日本』
2022/08/20『今日から俺は!! (1)』
2022/08/19『さらば、GG資本主義 投資家が日本の未来を信じている理由』
2022/08/18『鎌倉幕府抗争史 御家人間抗争の二十七年』
2022/08/17『無敵の思考』
2022/08/16『企業として見た戦国大名』
2022/08/15『山田全自動と林家はな平の 落語あるある』
2022/08/14『明智光秀は天海上人だった!』
2022/08/13『鋼の錬金術師(1) 』
2022/08/12『日本史を疑え』
2022/08/11『樹木たちの知られざる生活: 森林管理官が聴いた森の声』
2022/08/09『働き方 完全無双』
2022/08/07『歴史をなぜ学ぶのか』
2022/08/06『生きのびろ!若井おさむの機動戦士ガンダム名言集』
2022/08/04『鎌倉殿と執権北条氏: 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』
2022/08/02『魔人探偵脳噛ネウロ 1』
2022/08/01『キングダム2 遥かなる大地へ』



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成毛 眞 (著)
PHP研究所 (2022/6/21)


元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞による、社会人として生きていく上で必要な教養を手っ取り早く得るための方法を語っている作品。

本を読むのがいいのだろうがそれでは遅いと断言し、Wikipediaなどで検索することで情報のストックを増やしたり、関連した情報をつなげていくというのがメインの話となっている。

また、フォーサイトやクーリエ・ジャポンのような有料のメディア、海外のメディア記事を翻訳して日本のメディアで出てこない情報を収集するなどの方法も参考になる。

著者が参考に挙げている情報は興味があるものもないものもあるが、このあたりは好みによって参照したりしなかったりすればいいと思う。

必ずしも著者レベルの教養は必要とは限らないので、できるところで実施すればいいと考えている。





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関連タグ : 成毛眞,


大串 亜由美 (著)
PHP研究所 (2007/7/19)


アサーティブ=自己主張というキーワードから、自身も他者も意見を適切に言い合える形になる方法を語っている作品。

アサーティブという言葉は、少し前にひろゆきの下記の切り抜き動画で質問者が「他人と揉めてもいいから本音をアサーティブに言う(長期的関係において超大事)」というなかなか強烈なことを語っているところで知り、意識高い系のちょっと残念な人が使いがちな言葉らしいと思った。

そして動画を見ると分かるが、ひろゆきからの回答が面白くて笑ってしまった。

本書で書かれているのは、上記の動画で質問者が意図しているような「思っていることをストレートに言う」ことではなく、相手のタイプや状況、話したい内容によって伝え方を変えることで、自分の意思を伝えること、伝えたことが受け入れられなかったとしても関係性を良くすることなどで、アサーティブという言葉をいかに捉えるかを考えさせられる。

心理的な話が多くて参考になるが、中でも人のタイプをアグレッシブとパッシブ、理論と感性、プロセス重視と成果重視などのタイプ分けのところと、アグレッシブとパッシブの中にも「パッシブ・アグレッシブ」や「アグレッシブ・ディフェンシブ」がいたりするといった話が面白い。
「パッシブ・アグレッシブ」とは、「デモデモダッテ」とか「察してちゃん」と表現した方が分かりやすいかもしれない。

アサーティブという言葉が現在どれくらいの位置にある言葉なのか(今も有効なのか?古びているのか?)よく分からないが、それなりに参考になった。





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小室 淑恵 (著)
成美堂出版 (2015/9/1)


残業する時間を別のことに充てることで、仕事に好影響を与えていきましょうという話をしている作品。

文庫版で初版が出たのが2008年のようで、今ほど働き方改革とか残業抑制への話が出ていなかった頃の話なので、今となっては少し古びている感じがないでもない。

とはいえ深夜までの残業が常習化している企業も多いわけで、いかに無理な残業を減らすかは長く続いていくであろう課題ということになるだろう。

基本的には効率を上げる、他の人に振る、考え方を変えていくなどで、状況によって可能なものも難しいものもある。
女性向けに書かれている作品のようで、あまり刺さらなかった。





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昭文社 旅行ガイドブック 編集部 (編集)
昭文社 (2021/10/8)


各都道府県の情報が充実して掲載されている昭文社の『トリセツ』シリーズの熊本県版。
そういえば、熊本県では熊本市内周辺以外は多分訪れたことがない。

菊池、阿蘇、八代、人吉、天草といった地方ごとの地形や歴史による違い、八代海で海丘(かいきゅう)という海底にできた直径約50m、高さ約5mの丘が約80個発見されたという話などが紹介されている。

阿蘇山がある火の国、多くの水源に恵まれた水の国、火山や地震、豪雨といった自然災害に遭ってきた地域と、この県もまた多くの特徴があることを認識させてくれる。

くまモンだけではないご当地ゆるキャラ、北部の日本酒と南部の球磨焼酎という分かれ方、阿蘇氏や菊池氏の興亡などの話も興味深かった。

以前読んで熊本県も扱われている『ブラタモリ 6 松山 道後温泉 沖縄 熊本』で紹介されていた、「鼻ぐり井手」や加藤清正の話ももちろん出ている。

このシリーズはなかなか面白いので、鹿児島と宮崎も読んでみようと思っている。




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