日付 | 記事タイトル |
2022/12/17 | 『家康クライシス - 天下人の危機回避術』 |
2022/12/15 | 『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』 |
2022/11/13 | 『史伝 北条義時: 武家政権を確立した権力者の実像』 |
2022/10/27 | 『トンチキ鎌倉武士』 |
2022/10/18 | 『40周年記念-コボちゃん傑作選』 |
2022/10/11 | 『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』 |
2022/09/18 | 『関ケ原合戦全史 1582-1615』 |
2022/09/12 | 『鳥獣戯画の国 たのしい日本美術』 |
2022/09/07 | 福岡市美術館「国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本の美術」 |
2022/09/05 | 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 |
2022/08/26 | 『ビーサンはなぜなくなるのか?』 |
2022/08/19 | 『さらば、GG資本主義 投資家が日本の未来を信じている理由』 |
2022/08/18 | 『鎌倉幕府抗争史 御家人間抗争の二十七年』 |
2022/08/16 | 『企業として見た戦国大名』 |
2022/08/04 | 『鎌倉殿と執権北条氏: 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』 |
2022/07/30 | 『謙信越山』 |
2022/07/12 | 『“地形と気象"で解く! 日本の都市 誕生の謎 歴史地形学への招待』 |
2022/07/06 | 『頼朝と義時 武家政権の誕生』 |
2022/06/15 | 『ワールドトリガー 1』 |
2022/06/11 | 『脱税の世界史』 |
2022/05/02 | 『室町は今日もハードボイルド: 日本中世のアナーキーな世界』 |
2022/04/28 | 『バババーバ・バーババ』 |
2022/04/27 | 『三好一族―戦国最初の「天下人」』 |
2022/04/09 | 『皇帝たちの中国史』 |
2022/04/05 | 『機龍警察 白骨街道』 |
2022/03/29 | 『鎌倉殿と13人の合議制』 |
2022/03/17 | 『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』 |
2022/03/10 | 『経済で読み解く世界史』 |
2022/03/06 | 『都市で進化する生物たち: ”ダーウィン”が街にやってくる』 |
2022/02/25 | 『仕事に効く教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?』 |

日付 | 記事タイトル |
2022/12/29 | 『歴史のミカタ』 |
2022/12/26 | 『日本はこうしてつくられた2 鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる』 |
2022/12/23 | 『ウラ事情がわかる! 「ユダヤ」で読み解く世界史』 |
2022/12/21 | 『〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史』 |
2022/12/17 | 『家康クライシス - 天下人の危機回避術』 |
2022/12/15 | 『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』 |
2022/12/13 | 『徳川家康という人』 |
2022/12/06 | 『世界を変えた偉人たちのウラの顔』 |
2022/12/05 | 『エヌ氏の遊園地』 |
2022/12/04 | 『デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門』 |
2022/12/01 | 『宮崎のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』 |

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井上 章一 (著), 磯田 道史 (著)
祥伝社 (2021/7/1)
日本文化研究センター所長で『京都ぎらい』などの著書でも知られる井上章一氏が歴史関連の対談を行うシリーズで、『日本史のミカタ』、『世界史のミカタ』に続く作品。
本作では日本文化研究センターの部下に当たり、メディアでの出演も多い歴史学者の磯田道史氏と、日本史と世界史の違いと類似、歴史を研究する上で注意すること、歴史観が変遷していく過程などをざっくばらんに語り合っている。
歴史上の決断には健康状態や好き嫌いも大きく影響しているという話や、歴史上の神話が作られる弊害、大河ドラマに女性にだらしない人物が選ばれにくくなりつつあるような変化など、井上氏の下ネタや磯田氏のさまざまなエピソードを交えて語っているのが楽しい。

安部 龍太郎 (著)
小学館 (2022/6/29)
小学館の雑誌『サライ』で連載されている「半島をゆく」を単行本化した作品の1つで、伊豆半島、三浦半島、津軽半島、下北半島、渡島半島、牡鹿半島、半島ではないがしまなみ海道などを訪れている。
以前読んだ『半島をゆく 第1巻 信長と戦国興亡編』でも伊豆半島と北条時政の話があったが、本作でも扱っているのはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にからめてということだろう。
伊豆半島のところでは北条氏が駿河湾の交易で巨富を築いたことが書かれているのが印象に残るが、じゃあなぜ兵を集められなかったのか?という疑問が出てくる。
三浦半島では小栗上野介忠順が建造を立案した横須賀のドックの話が出てきて、鎌倉がらみの話も含め、司馬遼太郎の『街道をゆく 42 三浦半島記』とテーマが重なっているので読み比べてみるのもいい。
北方の半島の話ではアイヌがアムール川付近で元の大軍1万と戦っていたというあまり知らなかった話や、北方の交易が儲かっていたために和人とアイヌのいざこざが絶えなかったこと、津軽為信という野性的な英雄の出現、会津藩の人々が下北半島の斗南藩に移封されてすさまじい生活を強いられたことなど、多くの話が扱われている。
歴史学者の藤田達生氏も著者に同行していて、学者ならではの考察を語っているところもいい。
前作の『日本はこうしてつくられた: 大和を都に選んだ古代王権の謎』も読んでみようかと思う。

佐藤 唯行 (著)
PHP研究所 (2022/2/2)
世界の多くの地域で活躍してきたユダヤ人の状況や、反ユダヤの歴史、ユダヤ人たちと日本の関わり、そして現在のイスラエルの状況などを紹介している作品。
キリスト教の経典の記述にユダヤ人が迫害されることになった要因があったこと、ホロコーストもあって欧米でのユダヤ差別はそこまででもなくなった一方で今度はムスリムからの迫害が激しくなった変化、アメリカで一定の勢力があるキリスト教福音派がユダヤびいきの理由など、知らなかった話が多く書かれていて興味深い。
日本では渋沢栄一や近衛秀麿(近衛文麿の弟で音楽家)、盛田昭雄(ソニーの創業者)らとユダヤ人たちの関係や、GHQとして日本を訪れた人々にユダヤ人が多くいて日本国憲法制定や農地解放などで活躍した話などが書かれている。
知っておいた方がいいと思われる内容が多い作品で、読みごたえがあった。

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