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読んだ本の感想をつづったブログです。



佐藤 さとる(著), 村上 勉(イラスト)
講談社 2011年05月


人が住む町にコロボックルと名乗る小人が住む設定の『コロボックル物語』の第3巻。

コロボックルたちが羽ばたき型の飛行器具を開発し、「ミツバチ坊や」と呼ばれるクルミノヒコがテストパイロットとして試験をしていたところ、襲撃してきたモズから師匠のサクラノヒコを守るために戦った結果、衝撃で気を失って墜落してしまう。
(重量が小さいため、転落の衝撃のみでは死なない)

それを「おチャ公」と呼ばれる少年が捕まえたことでクルミノヒコは行方不明となり、コロボックルたちが捜索および救出するために組織的に活動する話となっている。

これまでせいたかさんとママ先生以外の人間とは関わりを持たなかったが、そうはいかなくなったということで作者もここが大きな曲がり角の話になっているという旨の話をあとがきで語っていて、重要な場面ということが分かる。

サイズと筋力によって人力のみで空を飛べるようになったり、体に器具をつけるだけでラジオの電波を受信できるなど、細かな設定が練られているのもいい。





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