『爆笑問題の日本史原論 偉人編』:雨読夜話

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爆笑問題が日本史上の偉人を取り上げて漫才の調子で語っている作品。
取り上げられているのはヤマトタケル、聖徳太子、空海、紫式部、源義経、千利休、豊臣秀吉、天草四郎、松尾芭蕉、平賀源内、坂本龍馬、吉田茂の12人であり、太田はあとがきで、時代の中心であると同時に時代の異端者でもあったと書いている。

偉人たちのすごいところや異常なエピソードなどを語りつつ、太田がシモネタや時事ネタで悪乗りのボケを連発して田中が突っ込むというおなじみの形式で、ところどころで彼らが鋭い知見を出したりもするので油断できない。

例えばヤマトタケルの古事記における記述だけ見ると乱暴者で卑怯な手段で敵を倒すという英雄らしからぬところに気付かされたり、日本国憲法制定の際に戦争放棄に反対していたのは共産党など野党だったこと、空海の修行時代はインテリがある種の新興宗教にハマるのに近く見えたかもしれないことなど、短い中にもあまり知られていないポイントが書かれていたりする。

2人の語りの後についている田中聡氏による解説も興味深く、秀吉の出生伝説や聖徳太子の架空人物説、松尾芭蕉が引っ越しをする前後での変化など歴史の裏話が楽しめる。

あと、太田が折に触れて出してくるライフスペースやサッチー・ミッチー戦争、電波少年などの時事ネタは中途半端に古びていてちょっと懐かしい。


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