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『「自分の考え」整理法―頭を軽快にする実践哲学講座』:雨読夜話

ここでは、「『「自分の考え」整理法―頭を軽快にする実践哲学講座』」 に関する記事を紹介しています。
「自分の考え」整理法―頭を軽快にする実践哲学講座 (PHP文庫)
「自分の考え」整理法―頭を軽快にする実践哲学講座 (PHP文庫)
鷲田 小彌太 (著)
PHP研究所 1999-05

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考えるという行為のヒントを語っている本で、以下の3部から構成されている。
  1. 三分割で考える
  2. 実践読書法
  3. 「難問」突破法

まず1章では三分割という形が収まりがよく、多くの事例を挙げての当てはめ方が書かれている。
また、中間というところに主張が集まると腐敗するので気をつける必要があるとあり、確かにそうだと思う。

2章では読書の方法論を語っており、自腹で購入していつでも参照可能としておくことや、ハズレを引いてしまうという無駄は避けようがないこと、必要な入門書や専門書への投資をケチると後々までたたることなどが書かれている。
また、著者は時代小説がさまざまなものを内包している点でおすすめであるとしており、特に司馬遼太郎を具体的に語っている。その中で『空海の風景』に興味を持ったのでいずれ読んでみたい。

3章では問題解決ということで、アガサ・クリスティの生み出した探偵であるミス・マープルとエルキュール・ポワロの2人が推理する手法を例として、前例を用いて問題を解決する方法を述べている。
例を出す中で『論理的思考を身につける本 』と同様に大前研一氏が嫌味な人間だという悪口を書いているところがあって笑ってしまった。

全体としては例を多く出そうとしたためか、話があっち飛びこっち飛びしていて散漫なところもあるが、文章自体は読みやすい。
あまり肩肘はらずに読む分にはいいと思う。





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