FC2ブログ

『江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎』:雨読夜話

ここでは、「『江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎』」 に関する記事を紹介しています。
江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎 (講談社現代新書)
江戸時代の設計者―異能の武将・藤堂高虎 (講談社現代新書)藤田 達生

講談社 2006-03
売り上げランキング : 146999

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
藤堂高虎 秀吉と家康が惚れ込んだ男 (PHP文庫)
秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)
謎とき本能寺の変 (講談社現代新書)
戦国時代の終焉 - 「北条の夢」と秀吉の天下統一 (中公新書(1809))
主を七人替え候―藤堂高虎の復権

江戸時代初期、徳川三代に仕えた藤堂高虎の業績を描いた本。

高虎の軍人、参謀、築城家としての性格は他の本でも多く書かれているが、本書では藩という地方自治の枠組みを造ったという性格が書かれている。

築城において従来の2階建ての建物の上に天守閣を継ぎ足して造るような方式ではなく、ビルや塔のように下から上まで一貫して天守閣を造りこむという方式を取ることで、自然災害に強い天守閣を造ることに成功している。

また、町づくりにおいても非凡な才能を示し、伊賀上野や伊勢安濃津の城下町において街道を藤堂藩内での交通を重視した街道整備を行うことで、上方経済圏に飲み込まれるのではなく藤堂藩というひとつの経済圏として発展できるようにしたことはさらに高虎のすごさを感じさせた。

高虎の本を読むほどに、司馬遼太郎のゴマすり大名という評価がいかに表面をなぞっただけのものであるかが感じられてしまう。

[藤堂高虎を扱った類書]
藤堂高虎
「藤堂高虎」
 著者:横山 高治
 出版:創元社
 発売日:2008-12-01
 価格:¥ 1,995
 by ええもん屋.com

にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 藤田達生, 藤堂高虎,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック