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福岡県立美術館に「大原美術館コレクション展」を観に行った:雨読夜話

ここでは、「福岡県立美術館に「大原美術館コレクション展」を観に行った」 に関する記事を紹介しています。


連休中に福岡へ行く用事があり、そのついでに福岡県立美術館で開催されている「大原美術館コレクション展」も観覧した。
行く気になった理由は単によく宣伝されていて気になったからという単純なもので、予備知識もほとんどなかった。

初めて行った福岡県立博物館は天神の中心街から北に少し離れたところにあり、須崎公園という公園に隣接している。
地下鉄天神駅を降りて歩いていくと須崎公園に入る辺りから人々の数が急に増えてきて、けっこう人気があることが分かってきた。

入場料1,200円を払って入ると、まず大原博物館の概要についての説明が書かれており、私のような不勉強なものにとってはありがたい。
ざっと述べると、倉敷の資産家であった大原孫三郎が、援助していた洋画家の児島虎次郎に欧州で集めさせた絵画を元に、1930年に開設されたものだという。
戦争が近づいている暗い世相の中、こうした業績がなされること自体がすごいと思う。

ここから、児島の作品から始まって欧米の画家たちの作品、日本の画家たちの作品、そして近年若手の画家と大原美術館がコラボした作品と続いていく。

正直入る前は知っている有名画家なんて作品がポスターになっているモディリアーニとせいぜいあと2人くらいで、あとはよく知らない作家の作品ばかりだろうと思っていたが、全然違った。
欧米の画家ではピカソやムンク、シャガールやカンディンスキー、日本では棟方志功や岸田劉生といった美術の教科書で目にする画家たちの作品が展示されており、甘く見すぎていたことを痛感した。
さすがは日本で初めて西洋美術を扱った美術館だけあって充実しており、しかも地方都市にある私立の美術館だというのはまさに驚異的である。

それぞれの作品には感じたところはそれぞれあるが、特に印象に残ったのはカンディンスキーの『尖端』で、何を描いているのかはよく分からないが独特のデザインが気に入った。また、古賀春江の『深海の情景』という作品も幻想的な感じがいい。

それにしても現代美術などは変な幾何学模様が描かれているだけにしか見えないものも多かったりしてよく分からないものも多い。
このあたりは入門書を読んだり場数を踏んだりして観る目を養うしかないのだろう。

特に思い入れも何もなく、思いつきで観覧した次第だが、思っていたよりもかなり充実した内容であり観に行って良かったと思う。
あまり西洋美術はよく知らないので、これをきっかけに色々と知ったり楽しんだりできるようになりたいところである。


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