『人間文化研究機構 連携展示 百鬼夜行の世界』:雨読夜話

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人間文化研究機構 連携展示 百鬼夜行の世界
人間文化研究機構 連携展示  百鬼夜行の世界
国立歴史民俗博物館 (編集), 国文学研究資料館 (編集),
国際日本文化研究センター (編集), 人間文化研究機構 (監修)

角川学芸出版 2009-09-08

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今年の夏に、国立歴史民俗博物館および国文学研究資料館で同時開催された特別展・百鬼夜行の世界の内容をカラーグラビアと詳細の解説で構成されている本。

百鬼夜行絵巻については、これまでに読んだ下記にリストアップしている作品でその面白さは実感していたが、本書では初めて見るタイプの百鬼夜行絵巻の他に妖怪関連の絵も多数収録されており、それらの関連や歴史的・文学的なところなど多くの視点から解説され、改めてその興味深さに惹かれる。

今年の5月下旬に姫路市にある兵庫県立歴史博物館の特別展で展示されていた、日常使用されていた道具が化けたものが多く描かれたタイプの百鬼夜行絵巻も掲載され、観た時の驚きを思い出した。
特に、爆笑した屁で攻撃するというナンセンスな絵柄が他の作品でも複数使用されていたのに面白みを感じた。

これだけ重なったテーマの作品を多数見ていくと、おなじみのキャラクターやお気に入りのもののけも自分の中でできてくる。
例えば鳥獣戯画からきたと思われるカエルが擬人化したものや妖怪が詰まった箱をこじ開ける鬼、それから横笛を吹く高杯の妖怪や冒頭で勢いよく走ってくる矛を持った妖怪などである。

豊富なカラーグラビアと詳細な分類や解説、学者たちによる考察で構成され、価格からするとかなり充実した内容だと思う。


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