『野村ノート』:雨読夜話

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野村ノート
野村ノート野村 克也 (著)
小学館 2005-09

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ノムさんの代表作の一つで、社会人・シダックス監督時代に書かれたもの。

プロ野球選手として野球に携わるのならば野球博士と言えるまで研鑽を積むべきということと、人生では引退後の方が長いので野球だけではなく人生をどのように生きるのかということを考えるべきだというところが基調として書かれている。

こうしたことをこれまでの監督時代、”知らないよりは知っておいた方がいいこと、考えないよりは考えた方がいいこと”と前置きしてキャンプ期間に指導していたということである。

その中で伸びた人、教えられなかった人、期待していなかったのに感謝された人など古今の選手たちが登場する。
中でも南海時代に手こずらされたが教えがいがあったと思われる江本孟紀、江夏豊、門田博光の3人を三悪人と呼び、個性的過ぎる彼らとのやりとりが面白い。

他にも阪神監督時代の苦い経験やストライクゾーンを細かく区切っての分析手法の紹介などのエピソードも多彩で、楽しめるとともにためになる。

著者は基本的に陰気で褒めるのはある段階のみと、鍛えられはするがあれこれ言われると傷つきそうなので上司や指導者として会うことはできれば避けたいが、著者や講演者としてであればすばらしい人物だと思う。

[本書の文庫版]
野村ノート (小学館文庫)
「野村ノート (小学館文庫)」
 著者:野村 克也
 出版:小学館
 発売日:2009-11-19
 価格:¥ 580
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