『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』:雨読夜話

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議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている (小学館文庫)
議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている (小学館文庫)
上杉 隆 (著)
小学館 2002-06

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現在記者クラブ批判などで有名なジャーナリストの初期の作品。
著者は以前鳩山邦夫議員の秘書を務めた経歴がありこのテーマで書くことに葛藤があったようだが、自らの体験ではなくあくまで取材に基づいて書かれている。

インタビューした秘書たちについては、小泉純一郎元首相の秘書であった飯島勲氏のような有名秘書は別として、各人の氏名は書いている反面、その上司に当たる議員の名前は伏せるという手法をしばしば用いており、あくまで秘書を主人公として描いているというのが伝わってきて好感が持てる。

秘書という職業がいかに激務であるか、そして一度秘書になったら他の職業に飽き足らなくなるような魔力があるということや、秘書によっても役割や執務場所(東京か地元か)による違いなどが書かれており、政治という複雑な世界が垣間見られたような気分になった。

また、以下のような有名・大物秘書たちの活躍も書かれていて、政界でのプレーヤーとしての秘書の存在感が分かってきて興味深い。
  • 飯島勲(小泉純一郎)
  • 鈴木宗男(中川一郎)
  • 本間幸一(田中角栄)
  • 青木伊平(竹下登)

本書は現在絶版になっており、先日ブックオフにて105円で販売されていたものをたまたま見つけて購入したものである。
著者が有名になる前に出た本であるためか、Amazonマーケットプレイスでは999円からとなかなか強気な価格設定となっており、偶然ではあるがお買い得だったということになるのだろう。

[以前読んだことのある、小泉純一郎元首相の秘書による作品]
代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話 (講談社文庫)
「代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話
(講談社文庫)」

 著者:飯島 勲
 出版:講談社
 発売日:2001-03
 価格:¥ 730
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