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『耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前』:雨読夜話

ここでは、「『耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前』」 に関する記事を紹介しています。
耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前 (だいわ文庫)
耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前 (だいわ文庫)
風野 真知雄 (著)
大和書房 2007-02-09

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先日図書館で開催されていた古本市で10円で購入した本の一つで、南町奉行である根岸肥前守鎮衛(ねぎしひぜんのかみやすもり)が数々の怪事件に立ち向かうシリーズもの時代小説の第一作。

根岸は実在の人物で、松平定信や鬼平こと長谷川平蔵らと同時代に活躍し、『耳嚢(耳袋)』という江戸のうわさや怪談をまとめた作品を著したことでも知られるらしい。
本書ではその『耳袋』とは別にまとめた『耳袋秘帖』という秘密の事件簿に記載された事件という形で話が進む。

浪人の子に生まれた根岸はバクチで稼いだ金で御家人株を購入し、出世を重ねて勘定奉行から南町奉行へと異動となるが、なんとその時は62歳だったという。
しかも在任期間は18年におよぶというから、元気すぎる爺さんだったようだ。

本書では部下の坂巻と栗田という剣の使い手2人を従えて喋る猫、近づいた者が謎の死を遂げる古井戸、死んだはずの侍が代金を受け取って消えてしまう事件など、背後に根岸と対立する勢力の陰謀が絡んだ事件をひとつひとつ解決していく。

会話内容は現代語でなされており、社会派ミステリーっぽい感じで書かれているので読みやすく面白い。
シリーズが10冊以上発売されているのもよく分かる。




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