『左ききのたみやさん。 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』:雨読夜話

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左ききのたみやさん。―哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ左ききのたみやさん。―哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ

たみや ともか
宝島社 2005-12

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近所の古本屋にて200円で購入した、左利きの悲哀や思いをゆるいイラストでつづったコミックエッセイ。

普段左利きの人を意識するのは食事の際に友人や同僚が左手で箸やスプーンを使っているのを見た時と、野球やサッカーなどを観る際に多少気にするくらいなので、これまであまり分からなかった左利きの気持ちというものをかいま見ることができたことは少しためになった。

しばしばストレスを感じるものとして右側に切符を入れるようになっている自動改札機が多く描かれており、言われてみれば確かに不便だ。
現在はスイカやパスモといったかざすタイプの媒体が出ているので多少マシになっているにしても、使いづらいことに変わりはない。

他にも
  • 横書き(腕で書いた文字が隠れるので回りこむような不自然な格好になりがち、鉛筆やシャープペンシルだと左手が黒くなる)
  • ひじコツ(食堂などで右利きの人と隣り合った際のあの現象)
  • 書道を右手で書かされたという著者の小学生時代の体験(皆そうなのだろうか?)
  • ハサミや彫刻刀など右手向きに設計された道具の使いづらさなど
などについて書かれ、想像する以上にストレスを感じるものがあることに気付かされる。
ゆるいタッチのイラストで描かれた漫画に笑わされつつも、なるほどと思うこともいくつかあって興味深かった。

私は右利きなので、左手を使って何かをするということで思いつくのは、ビリヤードで右手で打ちづらいポジションに球がある場合に左手でキューを打つことくらいである。
(体が固いためか不器用なだけかキューを背中に回して打つのが苦手で、左手で打つ方が少なくともコントロールはややマシ)


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