『すぺるむ・さぴえんすの冒険 小松左京コレクション』:雨読夜話

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すぺるむ・さぴえんすの冒険 小松左京コレクション(ボクラノSF) (ボクラノエスエフ 4)
すぺるむ・さぴえんすの冒険 小松左京コレクション(ボクラノSF) (ボクラノエスエフ 4)
小松左京 (著), 杉山実 (イラスト)
福音館書店 2009-11-11

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『日本沈没』や『さよならジュピター』など多数の著作で日本SFの巨人として知られる小松左京による作品集。

収録されているのは以下の6編。
  • ある夜に地震が起きて電気が全て使用不可能になることから地味に恐ろしい事態が進行する「夜が明けたら」
  • 少年が書き残した古代文書が発見されたことから始まる「お召し」
  • 強大な謎の存在に宇宙全てを理解できる知性と引き換えに人類全てが滅ぶという提案を受ける「すぺるむ・さぴえんすの冒険」
  • あまりに恐ろしすぎる怪談話である「牛の首」
  • 導入部では普通の時代小説と思わせて、実は現代風の機械仕掛けが満載という江戸時代の話を描いた「お糸」
  • 何らかの力で成立したとしか考えられない宇宙の謎と、ある星の不吉な伝説のリンクを描いた「結晶星団」

これまで数冊小松作品は読んでいたが、改めて設定のスケールの大きさや過程で読ませる力、引き出しの多さなどの面白さを楽しむことができた。

他のSF作家に与えた影響も甚大だったわけで、その後のSF作家の作品の中には小松作品に近い感じの作品が見つかることもあることからもそれは分かる。
解説でSF作家の山本弘がしばらくはこのような作家は出てこないだろうという意味のことを書いていたが、その通りだと思う。

ふと考えると長編はあまり読んだ記憶がないので、そのうち読んでみようと思っている。


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