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『シャーロック・ホームズの冒険』:雨読夜話

ここでは、「『シャーロック・ホームズの冒険』」 に関する記事を紹介しています。
シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)
シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)
アーサー・コナン・ドイル (著), 深町 眞理子 (翻訳)
東京創元社 2010-02-20

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ドイルのシャーロック・ホームズシリーズの第一短編集で、12編が収録されている。
先日観たロバート・ダウニーJr.主演の映画『シャーロック・ホームズ』が面白かった影響で、『バスカビル家の犬』に続いて読んだ形になる。

「赤毛組合」「くちびるのねじれた男」「まだらの紐」の三編は家にあったホームズ傑作集に収録されていたのを読んでいたが、それ以外は初めて読む作品ばかりで楽しめた。
例えば最初に収録されていた「ボヘミアの醜聞」では上記の映画で活躍の目立つ謎の女性アイリーン・アドラーが登場し、確かに映画に登場するだけの存在だと感じられたのが良かった。

一般的なイメージではホームズは安楽椅子もの探偵で本格推理に近い感じがあるように思うが、けっこう変装をしての調査や悪人との対決など冒険をやっていて、このあたりのヒーローぶりもドイルが狙っていた以上に評価された要因だと思う。
語り手を務める相棒のワトスンの語り口もストーリーと合っており、またホームズとともに謎に挑むのがいかに好きかということが随所で書かれているのも好感が持てる。

創元推理文庫から出ている本書では、当時の原書でも使われたシドニー・バジェットの挿絵が掲載されていて、これも時代が感じられるタッチなのがいい。
特に、ホームズがローブを着てパイプをくわえて一晩中推理する絵が最も気に入っている。

本書も期待に応えるだけの面白い作品だったので、しばらくはホームズものを読み続けそうである。




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