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『SFカーニバル』:雨読夜話

ここでは、「『SFカーニバル』」 に関する記事を紹介しています。
SFカーニバル (創元SF文庫)
SFカーニバル (創元SF文庫)
小西 宏 (翻訳), フレドリック・ブラウン
東京創元社 1993-05

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SF作家フレドリック・ブラウンとマック・レナルズの2人が編纂したSFアンソロジー。
ユーモアSFと初出という2点をコンセプトに、地球侵略、タイム・トラベル、ロボット、スペース・オペラ、ミュータント(突然変異種)など多彩なテーマを描いたSF短編が10作収録されている。
  • 現在で言うところのインターネット端末がある日突然人間に答えられない質問にも答えるなどのサービスを始めたことから起こる事件を描いた「ジョーという名のロジック」
  • 地球征服をたくらむ火星人たちがアメリカの田舎に降り立って頭が弱く粗暴な青年ととんちんかんなやり取りをする「火星人襲来」
  • 汎用性の高い自動販売機を開発されたのはいいがそこから謎の品物が次々と出てくることでストーリーが進む「地球=火星自動販売機」
などが好きな作品で、久々に読み返したが変わらずに楽しむことができた。
特に、「火星人襲来」で自信満々でやってきた火星人の偵察隊が、隣の一族と抗争を続けている家の青年とのやりとりで徐々に焦りが募るあたりは大笑いしながら読むことができた。

少し設定が古びてしまっているものもあるが、最初に読むSF入門としては明るくてなかなかいい作品集だと思う。


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