『歴史を紀行する』:雨読夜話

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歴史を紀行する (文春文庫)
歴史を紀行する (文春文庫)
司馬 遼太郎 (著)
文藝春秋 2010-02-10

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司馬遼太郎による歴史紀行。
各地を訪れ、風土とそこに暮らす人々の人間性、その地から輩出した歴史上の人物の話などを語っていく。

例えば備前(岡山県)では学問熱心な風土があるのに天下を争うような英雄があまり現れていないことや、薩摩(鹿児島県)の歴史上の人物に見る外交感覚のうまさや現実主義、南部(岩手県)の人々の閥を作らない自立の精神などが事例を挙げて描かれており、それぞれの県民性を考える上でも興味深い。

中でも、忘れられた徳川家(=松平家)のふるさととも言える三河(愛知県)の松平郷における家康の祖先の話や、大阪を本拠地にするのは決まって天才だがその政権が短命に終わってしまうというジンクス(平清盛、本願寺、信長、秀吉など)があるというエピソードなどが特に面白かった。

[『街道をゆく』とともに代表的な著者のシリーズ]

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