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『スマイルズの世界的名著 自助論』:雨読夜話

ここでは、「『スマイルズの世界的名著 自助論』」 に関する記事を紹介しています。

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
サミュエル スマイルズ (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 2002-03

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あまりに有名な
  • 天は自ら助くるものを助く
  • 艱難汝を玉にす
をはじめとする格言の数々が収められたスマイルズの『自助論』を現代語で抄訳している本。

この『自助論』は原点は全盛期の大英帝国で書かれ、明治時代に中村正直が『西国立志編』と翻訳して福沢諭吉の『学問のすすめ』とともにベストセラーになったとのことである。

内容としては勤勉、自己研鑽、実践、節約など、よく生きるため、世のため人のために生きるためのアドバイスが数多くの格言および事例を挙げて語られている。

基本的といえば基本的ではあるが、それだけに洋の東西や時代を問わず、広く長く読まれていることがよく分かる。

周囲の評価を気にせずに正しい方向へ努力を続けるべきことや、本を読んで知識を増やすだけではダメで、目的意識を持って活かさなければ意味がないなど、けっこう耳が痛いところも多い。
知識云々についてはセレンディピティの働きも重要だと考えているので、このあたりは話半分に流すことにした。

この手の作品では論語や荀子、佐藤一斎の『言志四録』など東洋の作品を読むことが多かったが、西洋の本書もかなりいいと感じた。
訳文も読みやすく受け入れやすいものとなっているので、折に触れて読み返したい。




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2010/06/26(土) | nani - kakaku