『走らんかい! 』:雨読夜話

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走らんかい! (ベースボール・マガジン社新書 28)
走らんかい! (ベースボール・マガジン社新書 28)
福本 豊 (著)
ベースボールマガジン社 2009-05

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1000以上の盗塁を決めて世界の盗塁王と呼ばれる走塁だけでなく、200本以上のホームランや三塁打の日本記録も持つなど長打力もあり、さらに守備も鉄壁と最強の一番打者とされる福本豊による、自身の野球人生や技術論を語っている本。

ドラフト7位と代走や守備固め程度の期待されていなかったと思われる著者が、地道な練習を続けることや理にかなった動作の追求、そして当時の西本幸雄監督による厳しい指導を吸収することで成績を残してきたことが書かれており、考えて野球をやってきたことが強く感じられる。

特に興味深いのは著者が盗塁で最も重視していたのが投手のリズムだったというところで、例えば捕手として対戦してきた野村克也がクセやパターンによる傾向を重視していたのとは異なっていたのには驚いた。

他にも大差のついた試合で盗塁が記録されない傾向があることへの反論や、ファンサービスの重要性、多くの投手たちとの対戦やチームメイトの話などが多くのエピソードとともにざっくばらんな関西弁で語られており、著者の現役時代を知らないにも関わらず引き込まれた。

著者の現役時代がどんなものだったか知りたくなる。



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